銭ゲバ|スタッフブログ

グチ

11日は制作発表と1話の完成試写会でした。
松山君の「パンツ脱ぎます発言」とか飛び出して、やってよかった、と思った制作発表でした。
そのあと1話の完成披露試写もやらせてもらって、充実した制作発表でした。

ただ残念なのが、うちの会社の体質というか、なんか悲しいなと、実感したところでした。
制作発表やって、翌日の生番組で少しでもいいからとりあげてくれるかな、と、思っていたら
芸能ニュースで取り上げてくれたのはズームインだけで。そうか、そんなにどうでもいいことなのか、と。
宣伝部やらなんやらの力ではいかんともしがたいことならば、いったいどうすればいいのだろう。

僕は、この会社に入ってすぐ朝の情報番組を5年弱やり、そのあとバラエティだったり、
ドラマに移っても、途中また情報番組を2年ほどやったりして、
少しはいろんな番組の事情はわかってるつもりですが、
そうか、自局の芸能ネタを少しでも扱う余裕すらこの局にはなくなっているのだな、と。
まあ赤字になるまえから、そういう性質をもった会社でしたが。

このドラマを成立させるために、いろんな各部署の人たちが尽力してくれている。
ものすごい逆風の中。なのに最後の出口でこうならば、イッタイゼンタイどうすればいいのだろう。

なんで、いろんなことにビクビクしながらテレビはあるのだろう。
じゃないと成り立たない、というのならばサイズダウンすればいいことじゃないか。
高層ビルの中でテレビ作る必要ないじゃないか。地ベタで生きるほうがかっこいいし、すっきりする。

会見で、松山君が「今は風太郎の味方になりたい。最後の最後に、自分がどう考え、
感じているかを楽しみに演じたい」と言ったように、僕もこのドラマの最大の味方でありたい。
あたりまえのことかもしれないけれど。


          プロデューサー  河野


日付2009年01月13日 (火)