「地震だ」。児童が机の下に避難=15日午前、大分市東大分小
阪神大震災をきっかけに国が設けた「防災とボランティア週間」が十五日、始まった。大分市と市教委、市消防局は市内の八つの小中学校で、地震発生や火災を想定した防災訓練を実施した。
東大分小学校(手島光徳校長・六百三十五人)では全校児童が参加。隣接の東大分幼稚園の園児四十一人も加わった。「県中部で強い地震が起きた。給食室で火災が発生した」との想定で訓練開始。
教員が校内放送で地震発生を知らせた。児童は素早く自分の机の下に隠れ、揺れが収まるのを待った。続いて火災発生を知らせる放送があり、ハンカチで口を覆い、上履きのまま校庭に避難した。
児童や園児は「押さない」「走らない」「しゃべらない」という、避難の際の約束事「“おはし”の決まり」をしっかりと守っていた。
この後、手島校長が、校庭に集まった児童らに「地震はいつ起きるかわからない。今日の訓練を忘れないようにしましょう」と話し、全員で阪神大震災の犠牲者に黙とう。市中央消防署員の指導で消火器の使い方を学び、校舎三階(約十メートル)から救助袋で避難する体験もした。
防災とボランティア週間は二十一日まで。期間中、市内ではほかに十四の小中学校が防災訓練をする。
阪神大震災は一九九五年一月十七日に発生、神戸市などで震度7を記録した。六千人以上が亡くなった。
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