東京

　府中刑務所は１４日、器物損壊容疑で５０代の受刑者の男を地検八王子支部に書類送検した。

　容疑は昨年８月５日午後６時５５分ごろ、単独室内で、備え付けのついたてや小机を振り回して便器や窓ガラスなどを壊し、計約２１万円相当の損害を与えた疑い。

　府中刑務所によると、男は容疑を認め、「隣室にいた複数の職員がドアをたたき、騒がしくしたので腹が立った」などと供述しているが、当時、職員は隣室にいなかったという。【横井信洋】

〔多摩版〕