13日、韓国紙は、韓国が中国経済に頼って生き返るのはかなり難しいと論じた。写真は昨年12月の中国。この時期北京では09年の経済政策の基本方針を決める「中央経済工作会議」が開かれ、内需拡大、経済成長の維持、国民生活の改善などが重要テーマに挙げられた。

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<金融危機>韓国が中国経済に頼って生き返るのは難しい―韓国紙
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2009年1月13日、韓国紙・朝鮮日報は、「中国経済の復活で韓国経済は厳冬から抜け出せるのか?」と題したコラムで、韓国が中国経済に頼って生き返るのはかなり難しいと論じた。14日付で環球時報が伝えた。

韓国経済は今年上半期マイナス成長に転じ、その後は「L字型」の長い停滞期に突入すると見られている。李明博(イ・ミョンバク)政権は昨年、銀行の資本を増やすため20兆ウォン規模の「資本拡充ファンド」を創設するなど手を打ってきたが、記事は「韓国のように対外開放やサービス産業が遅れている国は、海外景気の良し悪しが心理的に大きく影響する」と悲観的に論じた。

一方で中国については、世界的な金融危機による輸出の激減で沿海部の企業が多数倒産し、出稼ぎ農民の失業が社会問題化しているものの、「財政状況は非常に安定している」と称賛する。だが、短期間での米国経済復活が期待できない今、世界経済が中国の内需だけに頼って危機を脱することは「かなり難しい」とし、韓国にとっても「それは例外ではない」と指摘した。(翻訳・編集/NN)
2009-01-14 18:18:03 配信

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