2009年 1月 14日
労働団体が岡山市に失業者支援を要請
岡山県内の3つの労働団体は契約解除などで職や家を失った労働者を支援するよう岡山市に申し入れました。申し入れを行ったのは、岡山県労働組合会議など3つの労働団体です。契約が解除された派遣社員も同席し、岡山市が提供する住宅に浴槽などを設置する費用の補助や生活保護の認定を緩和し手続きをスピードアップすることなど6項目を申し入れました。岡山市では今後、ハローワークなどと連携をとりながら対応していきたいと話していますが、浴槽の設置などについては今のところ考えていないということです。

高松市のコンビニ強盗で無職の男逮捕
先月22日、高松市のコンビニエンスストアで現金約6万円が奪われた強盗事件で、14日、21歳の無職の男が強盗の疑いで警察に逮捕されました。逮捕されたのは、高松市高松町の無職、川西亮容疑者(21)です。警察によりますと川西容疑者は、先月22日午前4時15分ごろ自宅近くのファミリーマート高松北バイパス店で男性店員に包丁を突きつけて脅し、現金5万8000円を奪った疑いです。警察が防犯カメラの映像をコンビニに配るなどして捜査していたところ、14日午前1時半ごろ市内の別のコンビニから犯人と良く似た男が来店していると110番通報があり、駆けつけた警察官に逮捕されました。調べに対し川西容疑者は、「旅行に行く金が欲しかった」と供述し、容疑を認めているということです。

広域ゴミ処理場建設で美作市 協議会脱退へ
津山市に計画されている広域ゴミ処理場に参加する予定だった美作市は14日、7市町村で作る協議会から脱退する方針を決めました。今後、単独で処理場の建設に取り組むことになりそうです。14日の臨時市議会で処理場の建設に向け事務を行う組合に、市が加入する議案が全会一致で否決されました。共同で処理場を建設する7つの市町村の費用の分担をめぐり美作市の負担が多くなっているというのが否決の理由です。津山市に計画されている広域ゴミ処理センターは県北の7つの市町村が経費の節減などを見込み共同で建設するもので、2014年度の稼働を目指しています。今後、美作市は単独でゴミ処理場の建設を行うことになりそうです。

商店街で歩行者・自転車共存社会実験
歩行者と自転車が快適に買い物できる商店街を目指し駐輪場を増やして利用しやすさなどを調査する社会実験が14日から岡山市で始まりました。実験を行うのは岡山市の表町商店街の上之町から紙屋町まで約700メートルです。自転車の買い物客に自転車から降りて通行してもらおうと商店街の15ヵ所に280台余りが停められる駐輪場を設けたほか、買い物客が腰をおろして休憩できるイスを70脚用意しています。歩行者と自転車の事故が多いことから国から委託を受けたNPO法人や商店街が行っています。この社会実験は3月1日まで行われ、交通量や利用しやすさなど実験の効果を検証することにしています。

岡山市のイメージキャラクター表彰式
今年4月に政令市に移行する岡山市のイメージキャラクターが決まったのを受けて、14日、表彰式が行われました。式ではキャラクターのデザインで最優秀賞を受賞した大阪府のイラストレーター、東由美さん(41)に岡山市の高谷市長から表彰状と賞金20万円の目録が手渡されました。東さんがデザインしたのは自然豊かな岡山をイメージした水と緑のペアで、わかりやすさと親しみやすさを心がけたということです。高谷市長は「水と緑をテーマに思いやりのある優しい街づくりを進めるためにこのキャラクターに活躍してもらいたい」と述べました。岡山市ではこのキャラクターの愛称を来月16日まで募集しています。