2009年1月14日 21時5分更新
岡山県倉敷市の三菱自動車工業水島製作所が、派遣社員と期間従業員900人以上を新たに削減することを受けて、14日、ハローワークの職員が水島製作所を訪れ、派遣社員らに再就職に向けた支援制度などを説明しました。
倉敷市の三菱自動車工業水島製作所では、景気の悪化で生産調整を行うのに伴い、ことし3月までに派遣社員と期間従業員を新たに
900人以上削減することを決めています。
これを受けて14日、ハローワーク倉敷中央の職員が水島製作所を訪れ、今月末で契約が終わる派遣社員などに対して、生活資金の貸し付けなど再就職に向けた支援制度や雇用保険の受給方法などについて説明しました。
参加者からは「雇用保険の給付金をもらいながらアルバイトは出来るのか」といった質問が出されていました。
ハローワーク倉敷中央の川元啓之次長は「契約のあるうちに再就職に向けた準備を始めることで少しでも不安を取り除いてもらいたいと思います」と話していました。
参加した従業員は「1人1人契約の内容が異なるので、個別の相談会も開いて欲しい」などと話していました。
この説明会は来月も開かれることになっています。