社民党幹事長VS「週刊新潮」 愛人報道めぐり「激突」社民党幹事長又市征治参議院議員が、マッサージ嬢を愛人にしたうえ、議員宿舎をラブホテル代わりに使っていた――「週刊新潮」が2007年6月28日号でこう報じた。記事では「愛人」とされる40代の女性が、性的関係を赤裸々に告白している。一方、又市幹事長は6月21日に即刻提訴した。しかし、「週刊新潮」は「事実以外のなにものでもない」と自信たっぷりで、本格的な法廷闘争に発展しそうだ。 週刊新潮に損害賠償と謝罪記事・広告の掲載を求める又市幹事長のウェブサイトでは、記事を「謀略」だと非難している 記事によると2人の出会いは05年7月下旬。鍼灸院に勤務する女性がたまたま又市議員の議員宿舎に派遣されたこと。何度もマッサージを担当する機会があって、女性は「センセイのことを好きになっていた」のだそうだ。 2人の「デート」は06年2月から毎月2~3回議員宿舎で行われ、ホテルに泊まることもあったという。又市議員が別のマッサージ嬢を部屋に呼んだこともあり女性は激怒。又市議員は土下座して謝り、名刺の裏に「○○さんを指名しますのでよろしくお願いします」と念書を書いた。これが二人の「交際」の証拠なのだという。 女性が又市議員との関係を「週刊新潮」に告白したのは、 「私は単なる性の玩具にされたのでしょうか(中略)こんな人が次の選挙に出て当選するのは我慢できません」 という理由からなのだそうだ。 又市議員と社民党全国連合は、「週刊新潮」のこの号が発売される前の07年6月19日に新潮社に対し掲載中止を申し入れると共に、東京地裁に「虚偽記事掲載差し止めの仮処分」を申請した。申請は却下されたが、07年6月21日に名誉を傷つけられたとして、又市議員は発行元の新潮社に対し、3,300万円の損害賠償と謝罪記事・広告の掲載を求め、東京地裁に提訴した。 「社民党の体質がよく出ていて笑えます」と週刊新潮又市議員の参議院議員事務所はJ-CASTニュースの取材に応じ、 「マッサージを受けていたのは事実だが、性的関係やそれに伴う様々なやりとりは事実無根。又市を貶めようとするものであり許すことはできない」 と話した。また、2人が「愛人関係」だったという証拠の一つとして挙げられている「名刺に書いた念書」だが、その「名刺」は存在するものの、 「マッサージをお願いする、というだけの内容だ」 としている。 「虚報でも全国的に配布される雑誌となれば、その影響は甚大であり、多くの国民にあらぬ誤解を与えることになる。さらに重要なのは、参議院選挙を控えたこの時期に記事をばらまけば、比例区に立候補を予定している又市幹事長と社民党に対する悪質な選挙妨害となることは明白である」 とホームページ上で非難した。 提訴された「週刊新潮」編集部は、J-CASTニュースに対し、記事を読んでもらえば100%事実以外のなにものでもないことがわかるはずだとし、 「個人の性的スキャンダルを政治的謀略にスリ替えるあたり、社民党の体質がよく出ていて笑えます」 とコメントしている。 ads by Overture
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