国会が終日空転＝2次補正、自・民協議は平行線

　国会は14日、民主党が2008年度第2次補正予算案の参院での審議入りを拒否し、終日空転した。自民党の鈴木政二参院国対委員長は同日午後、民主党の簗瀬進参院国対委員長と会談し、事態打開を呼び掛けたが、平行線に終わった。民主党は、2次補正と関連法案の衆院通過を与党が強行したことに反発しており、週内は審議に応じない方針だ。
　参院国対委員長会談で、鈴木氏は2次補正について、15日から参院予算委員会で審議に入るよう要請した。簗瀬氏は与党の衆院採決強行に抗議した上で、(1)経済・雇用(2)官僚制度と天下り問題(3)政治と宗教−の3テーマに関し、基本的質疑とは別に集中審議や参考人質疑の日程を確保するよう主張。鈴木氏は拒否した。　

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