minyu-net

ホーム県内ニューススポーツ連載社説イベント観光グルメ健康・医療購読申込 
 
 

名古屋市に無料宿泊所の開放求める 「受け入れ拡大は困難」と市側
(01/14 19:31)


 「派遣切り」などで住居を失った多数の失業者が名古屋市の受け入れ施設への入居を求めている問題で、失業者を支援する市民団体などが14日、現在恒常的に使っていない老朽化した無料宿泊所を臨時開放するよう市に申し入れた。市側は「施設は満員で受け入れ拡大は困難だ」として理解を求めた。

 同市中村区役所で行われた申し入れには失業者ら約30人が参加。支援者側が「年末年始に約400人が入っていた無料宿泊所をなぜ開放できないのか」と求めたのに対し、市側は「年末年始は臨時対応。施設をフル活用しているが、現状が精いっぱいだ」と答えるにとどまった。

 失業者らが「今がまさに緊急事態」「生きるか死ぬかの問題だ」と怒声を上げるなど協議は一時紛糾。支援者側は市長に無料宿泊所の開放などを求める申し入れ書を提出した。

 区役所内では同日、ボランティアによる炊き出しが行われ、おにぎりや豚汁が振る舞われた。豚汁を手渡していた主婦(65)は失業者らに「早く良い仕事を見つけてくださいね」と声を掛けていた。

 

 民友携帯サイト
   みんゆう愛モード

右のコードを読み取り、表示されたURLでアクセスできます。

QRコード
 

福島民友新聞社
〒960-8648 福島県福島市柳町4の29

個人情報の取り扱いについてリンクの設定について著作権について

国内外のニュースは共同通信社の配信を受けています。

このサイトに記載された記事及び画像の無断転載を禁じます。copyright(c) THE FUKUSHIMA MINYU SHIMBUN