糸満市建設課によると、今回事故が発生した市道整備事業の現場では2007年の工事着工前に不発弾の有無を確認する磁気探査を実施していなかった。現場に不発弾があるとの情報がなかったことと現場一帯の地質の大半が岩盤の固い地盤なため不発弾が埋まっている可能性が低いとの判断で実施しなかったという。
爆発は水道管埋設工事中に発生したが、道路工事の後に実施する水道工事では磁気探査を実施することはほとんどないという。
道路工事期間は07年10月から08年6月まで。現場は岩を60センチほど掘削した。爆発したのは道路工事が終わった後の歩道。さらに1メートルほど掘り下げていたため、不発弾があったのは元の地表から約1.6メートルの深さだったとみられる。
市建設課によると、磁気探査をするかしないかは「ケースバイケース」。地元説明会などで不発弾の情報があれば磁気探査を行うが、今回は情報がなかった。さらに固い地盤だったため、磁気探査を行う事例ではないと判断したという。
担当者は「通常なら不発弾が残っている場所ではない。驚いた」と話した。
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