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PROFILE

名前(通称) こがせんせい
↑ 自分で“せんせい”って言うなよ・・・
誕生日 5月4日
↑ ゴールデンウィーク中なのであまり人は祝ってくれません
血液型 A型
↑ A型に見えないとよく言われます 褒め言葉なのだろうか
職 業 数学教師
↑ 誰も信じてくれません
趣 味 ダブルダッチ
体操
フィギュアスケート
インラインスケート
スキー
スノーボード
歌を歌うこと
(数学?)

↑ そりゃこれじゃあ数学教師だなんて信じてくれないよなぁ・・・




ダブルダッチとの出逢い

SMAPが新春かくし芸大会でダブルダッチに挑戦しているのを見て、 はじめてダブルダッチというものの存在を知った。
そのときは、やってみたいとは思ったが実際にやってみることはなかった。

三人いればできるダブルダッチ。
とても気軽にできるスポーツのような印象を最初は持っていた。
しかし、それが間違っていることに気付くのにはそう時間はかからなかった。
「三人」という数。
とても少ないように思えるが、意外と集めるのは大変だ。
みんながみんなダブルダッチというスポーツに興味を持っているわけではない。
コンスタントに集まって練習しようとなるとなおさらだ。
さらに、仮に集まったとしても、何から始めればいいのか、 どう練習すればいいのか全然分からない。
何度か挑戦してみたが、結局続けていくには至らなかった。

月日は流れ大学を卒業し、教員として社会人としての道を歩み始めた。
僕が勤めた学校には面白い授業があった。
「ゼミナール」。
週一回高校一年生を対象に、いろいろな先生が「ゼミ」を開講する。
内容は担当教科に限らず、教育的な要素を含み生徒に伝えたいことであるならば、 どんなことでもよい。
生徒はさまざまな「ゼミ」の中から一つを選択し、一年間履修するというわけだ。
「これだ!」と思った。
ダブルダッチのゼミを開講すれば、自分もできるではないか。
そして、何の知識もないままゼミの開講を発表した。
開講するからには中途半端なことはできない。
インターネットでダブルダッチを調べ、日本体育大学のダブルダッチサークル (当時はまだサークルではなかったと思う)の存在を知った。
直接電話をかけ、見習いとして練習に参加させていただくことになった。
半年間日体大に通い基礎を習いながらそこで学んだことを生徒に教えていった。
そして一年間の指導と生徒との試行錯誤の中で今の指導法の基礎を築いた。

あるとき、インターネットで縄跳びの掲示板を発見した。
そこで目に飛び込んできたのは、
「ダブルダッチをやりたいんですが、一緒にやる仲間がいません。」
「ダブルダッチってどうやって練習するんですか。」
というたくさんの書き込みだ。
かつての自分と同じように思ってる人がたくさんいることを知ったとき、 ある計画が脳裏をよぎった。
初心者講習会を開こう。
一年間のゼミを経て基本指導にはある程度の自信があったので、 やりたくてもできない人を集めて一人でも多くの人にダブルダッチの楽しさを伝えよう。
そういう思いで掲示板に講習会開催の告知を載せた。
駒沢公園での初めての講習会に集まった人は8人。
その中には、今では駒沢のダッチは彼抜きでは語れないという“あの人”の姿もあった。
その彼のおかげで「縄日」という形で駒沢公園にダッチが定着してきたのは非常に喜ばしいことだ。

もちろんそういった活動以外にも学校でもダブルダッチゼミを続けてきた。
一年目より二年目、二年目より三年目、徐々に指導法も確立していき、 学校にもダブルダッチが定着していった。

今回、そんな三年間の指導経験を一つの形としてまとめてみた。
これからダブルダッチを始めようという人や、また、指導をしようという人の お役に立てれば、こんなに嬉しいことはない。



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