不発弾爆発:重機で作業中の男性重傷 沖縄・糸満

2009年1月14日 11時45分 更新:1月14日 12時42分

水道管の工事中に不発弾が爆発した現場と壊れたパワーショベル=沖縄県糸満市小波蔵で2009年1月14日午前10時すぎ、琉球新報提供
水道管の工事中に不発弾が爆発した現場と壊れたパワーショベル=沖縄県糸満市小波蔵で2009年1月14日午前10時すぎ、琉球新報提供

 14日午前8時20分ごろ、沖縄県糸満市小波蔵(こはぐら)の水道工事現場で、爆発事故が発生。パワーショベルを操作中だった同県豊見城(とみぐすく)市の重機オペレーター、古波蔵(こはぐら)純さん(25)が爆風で割れた運転台の窓ガラスを顔などに浴び重傷を負った。沖縄県警は作業中のパワーショベルが太平洋戦争中の不発弾に接触し爆発したとみて、詳しい原因を調べている。

 県警糸満署によると、古波蔵さんらは午前8時ごろから同僚ら4人でパワーショベルなど重機で地面を掘削し、地中に新しい水道管を埋設する工事をしていた。深さ約1メートルまで掘ったところいきなり爆発した。

 古波蔵さんは顔面などから出血し糸満市内の病院に搬送されたが、意識はあり命に別条はないという。不発弾が旧日本軍のものか米軍のものだったかは不明。

【斎藤良太】

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