2009年1月14日 12時42分更新
14日午前、東京・文京区にある中央大学の校舎のトイレで、理工学部の教授とみられる男性が、背中を刃物の様なもので刺され倒れているのが見つかりました。
男性は意識不明の状態で病院に運ばれましたが死亡し、警視庁は殺人事件として捜査するとともに、トイレから黒っぽい服を着た男が立ち去るのが目撃されていることから、行方を捜しています。
14日午前10時半ごろ、文京区春日の、中央大学後楽園キャンパスの、1号館4階のトイレの中で、男性が血を流して倒れているのを大学の警備員が見つけ、119番通報しました。
警視庁の調べや中央大学によりますと、男性は理工学部の電気電子情報通信工学科の高窪統教授(45)とみられ、背中を刃物の様なもので刺され、意識不明の状態で病院に運ばれましたが死亡が確認されました。
中央大学のホームページなどによりますと、高窪教授は、上智大学の大学院の卒業で、平成15年から中央大学理工学部の教授を務めています。
警視庁は殺人事件として捜査するとともに、男性が倒れているのが見つかる直前に、黒っぽい服を着た男がトイレから立ち去るのが目撃されていることから、行方を捜査しています。
中央大学のホームページによりますと、高窪教授は昭和38年生まれで、理工学部の電気電子情報通信工学科で電子回路などの研究や教育にあたっています。