2009年1月13日 19時26分更新
今月、倉敷市の結婚式場で行われた結婚式に出席した47人が下痢や吐き気などの症状を訴え、保健所では式で出された食事が原因の食中毒と断定してこの結婚式場を13日から4日間の営業停止の処分にしました。
営業停止の処分を受けたのは、倉敷市笹沖の結婚式場、ヴェルジェくらしき」です。
倉敷市保健所によりますと、今月10日に、この結婚式場で結婚式をあげた家族から複数の出席者が下痢や吐き気などの症状を訴えているという連絡が保健所にありました。
このため、保健所で調べたところ、連絡があった家族の結婚式の出席者と、同じ日にこの式場で行われた別の結婚式の出席者あわせて91人のうち47人が下痢や吐き気などの症状を訴えていたことがわかりました。
保健所では、症状を訴えた人たちが共通して食べたものはこの結婚式場で出された料理だけであることからこの料理が原因の食中毒と断定し、結婚式場を今月16日まで4日間の営業停止の処分にしました。
保健所によりますと、冬場でもノロウィルスなどが原因の食中毒が起きているということで、調理や食事の前は手を洗うなど十分な衛生対策を呼びかけています。