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【愛知】新インフル患者、どう診察? 国と県が合同訓練2009年1月14日 新型インフルエンザの発生と流行を想定し、十三日に国と県などが行った合同訓練で、感染症病床を持つ知多厚生病院(美浜町河和)では、感染患者の搬入や感染の可能性がある発熱患者を診察する訓練が行われた。 海外から帰国した半田市内の男性が発症したと想定。半田保健所の職員が男性を同病院に搬送し、防護服やゴーグルなどの感染防護具を着けた医師が感染症病床で診察した。 保健所から発熱患者を診る特別外来を設置するよう要請が入ると、屋外に陰圧テントを設置。感染の可能性がある人を順に中で問診した。 宮本忠寿院長は「感染の疑いの有無を判別する発熱外来の設置訓練が行えたことは、大きな意義がある。住民の皆さんには、正しい知識を身に付け、疑わしい場合はまず保健所に相談するよう呼び掛けたい」と話した。 (字井章人)
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