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都内の日本外国特派員協会(FCCJ)で「北朝鮮による拉致被害者を救出する知事の会」の記者会見を行う石原慎太郎(Shintaro Ishihara)東京都知事(2009年1月13日撮影)。(c)AFP/TOSHIFUMI KITAMURA
【1月13日 AFP】東京都の石原慎太郎(Shintaro Ishihara)都知事は13日、都内の日本外国特派員協会(Foreign Correspondents' Club of Japan、FCCJ)で行った会見で、「中国が北朝鮮を合併することが一番楽だ」と発言した。
石原氏は、米国が主導している北朝鮮の核問題をめぐる6か国協議に進展がみられない点などに触れ「中国が北朝鮮を合併することが、一番アメリカにとってもイージーで、一番楽で。まあ、そんな魂胆があるんじゃないかと思いますよ。中国も、それを決して拒否しないでしょう」と語った。
またそうした考えは、南北統一を望む韓国から、反発を招く可能性があるとの認識を示した上で、「韓国がそれで一致すれば、あの国(北朝鮮)は自然に崩壊して、市民社会を取り持つことができると思う」とも述べた。
この日のFCCJでの会見は、拉致問題に関し、北朝鮮への圧力を強めることを目的に設立された「北朝鮮による拉致被害者を救出する知事の会(Assembled Governors for the Return of Victims of Abduction by North Korea)」が開いた。
会長を務める石原氏と群馬、埼玉、新潟、鳥取の5都県の知事らは、拉致に関する再調査の早期実施などを求め、日本政府にも働きかけていくという。(c)AFP
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