「別の女性襲おうとした」 女性バラバラ殺人で星島被告東京都内のマンションで昨年4月、2部屋隣に住んでいた会社員東城瑠理香さん=当時(23)=を殺害したとして、殺人や死体損壊・遺棄などの罪に問われた元派遣社員星島貴徳被告(34)は13日午後、東京地裁(平出喜一裁判長)の公判で、犯行当日にいったん別の女性を襲おうとしたことや、仕事への不満から犯行を計画したことなどを供述した。検察側の被告人質問に答えた。 星島被告は、東城さんの帰宅を待ち伏せしている間の行動について「同じマンションの住民とみられる別の女性を1階で見かけて後を追った。乱暴する相手は誰でもよかった」と説明。その後、女性を見失って襲撃をあきらめ、あらためて東城さんを狙ったという。 また、星島被告は「仕事のイライラなどから、約1週間前に女性襲撃を考え付いた。両足にあるやけどのあとを気持ち悪がられると思って女性との交際をあきらめていたので、乱暴することで思い通りにしたかった」と、動機を述べた。 検察側は14日も被告人質問を続行し、殺害や遺体切断時の状況を尋ねる予定。
【共同通信】
|
ソーシャルブックマークへ投稿: (ソーシャルブックマークとは)