2009年01月07日
サーキット走行について回想
「BMWPoleSitter」の前身の「BMW走行会」からBMWのみのサーキット走行を主催させて頂いて7年。

当時は、素人ながら仲間のBMW風呂屋亭メンバーワイワイと訳もわからず開催しながらの勉強の日々。いろんな方に支えながら何とか道筋をつけてこられました。

サーキット走行は、今ほど気軽に「やってみたい」という雰囲気はありませんでした。

なので、魅力と安全をどのように伝えればよいか。無い知恵を絞りまくりの日々でもありました。

何せ私自身サーキット走行否定。勿論実際に体験したことはなく、妄想の範囲で、危険、危ない、怖い、車が傷むと本気で思っていました。

実際に走ってみて、その魅力と安全性のあり方を理解してから変わりました。また参加する側では無く主催側と言うスタンスも多くのことを学ばなければいけませんでした。先ずは敷居をどう設定するか考えたり。

そもそも、否定派の私が何故サーキットを走ったのか?

2002年に、インタークラブ役員の秀チンさんの「風呂屋亭でサーキット走行やるぞ♪」のお誘いからでした。

その2年前の2000年、HIROさんと秀さんが、サーキット走行の楽しさを仲間に伝えるべく「風呂屋亭スタディサーキット走行」と言うイベントの場所を用意してくれたところから始まったように思います。場所は茂原ツインサーキット。
風呂屋亭とスタディの共同サーキットランイベントでしたが、私は主催側で走っていません。1周だけ下見で回ってみましたが、まったく楽しいとは思えませんでした。

イベントは台風直撃に関わらず豪雨から一転、晴天になり、皆さん楽しそうに走られていました。

サーキット走行に関わらず、人様が集って楽しむイベント主催の楽しさを体験し、またまたやってみたいと、ネットでイベント場所を探していると、前記のように秀さんからお声がけしていただきました。

サーキット走行否定派の私が何故興味を持ったのか?

実は、それまでの5シリーズを乗り続けていたのですが、MTに乗りたくてその年にE36-M3Bに乗り換えを計画していたのでした。もともと走り自体は大好きで、単車で峠をよく走っていました。

なので、車の性能を堪能したいと引き受けました。

それから翌年より「BMW走行会」として継続をお引き受けし、現在に至っている訳です。本音を言うと、一般の認識たる「義務でも仕事でも無いお遊び」の範疇で主催側のスタンスは非常に厳しく、物事を推し進めるのは困難が多いです。本来の仕事以上の労力を取られます。仕事を抜けたり休んだりは現実的に厳しい状況になります。また言われ無き誹謗中傷は、本当にガッカリし精神的にヤル気をそがされます。すっぱり止めてしまえば楽なのですが、それらを押して継続できるのは、実際に応援して行動してくれる方達や「楽しいです」「楽しみにしています」といってくれる方達がいらっしゃるからです。

人様に集まって頂くのは簡単ではありません。ネットで告知発表するだけでは集まってくれません。

情報や何かを発信し続けなければ目を引いてくれませんし、黙っているだけでは魅力は伝わりません。

何が「サーキット走行」の魅力なのか、カーライフにとってプラスになれるのかを常に考えるようになりました。

参加してくれる方が「走りたい」と思ってくれる、「走ってよかった」と言ってくれる魅力をどう伝えるか。

それが「公道の矛盾」「本当の車の運転技術」や「法定練習」などひとつの提案として発信していますが、受け取り方は千差万別です。それは良いほうにも、そして悪いほうにも受け取る事になり、伝える技術力がないのを痛感する日々にもなります。

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Posted at 2009/01/07 12:57:06
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この記事へのコメント
2009/01/07 18:29:46
ポールシッターの成り立ちやそこに関わる風呂屋さんの思いを興味深く読ませて頂きました〜。
少なからず共感するところもあり…
更に魅力的なポールシッターにする為のアイデアが提供出来ないものかと勝手に考えてしまいました〜(^_^;)
コメントへの返答
2009/01/08 11:52:30
ありがとうございます。非常にうれしくコメント感謝しています。
10年やってみて、私個人の思いは、いくら自身がよかれと思っていても結局は、人様に対して押し付けになっていると思いました。が、いろんな事柄は、自分を成長させてくれる事と捉えて前向きに頑張ります(^-^)

2009/01/07 20:59:45
こんにちは。
いつもありがとうございます。
私はあまり書き込みをしない方ですが、いつも興味深く読ませていただいております。特に初めてのサーキット走行前の初心者向け心構えは大変ためになりました。
誹謗中傷する人以上に、密かながら感謝している人の方が遥かに多いこと間違いありません。私もそんな一人です。
また是非参加させて頂きます。
コメントへの返答
2009/01/08 12:12:34
コメント感謝します。凄くうれしいです!本音を言うと参加者側で楽しんでみたいと思うのです。が、楽しんでみたいと思う場所がないと参加も出来ない状況で、嘆いても何も起こらないなら行動しちゃえ、と勢いと意地で継続しているのかも知れません。
人様の為に自分はこんなに苦労しているのに、と言う思いは結局甘えだと教えてもらったように思います。
人様が「楽しかった」といってもらえる充実感と満足感は、やっぱり私自身大きく感動しますし、頑張ろう、っという動機です。コメント本当にありがとうございました。



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