2009年01月06日
サーキット走行/初心に返って 1
【御注意】BMWポールシッター参加者の皆様に向けた「初めてのサーキット走行」改訂版になります。私の文章での表現不足もあります。大変申し訳ありませんが「こうだろう。ああだろう」や「こうあるべき」等をコメントで討論する事はございませんので御理解お願い致します。ご指摘など私信頂ければ幸いです。



初めてのサーキット走行のポイントを、ヒントや参考になれればと願い書かせて頂きます。

カーライフをさらに、ダイナミックにワクワクする感動に包まれ続けるように、ドライバー自身の技術、精神や価値観の成長はかかせないと「BMW Pole Sitter」では訴え、スキル向上を推奨しています。

それは「本当の車の運転技術※造語」の向上をカーライフワークとして取り入れて、サーキット場と公道と2つのステージを持って欲しいと願っています。この2つのステージは「交通安全」において確実にリンクしているのを理解しました。


サーキット場は、私も実態を知らない時は「怖くて」「危険」「車が傷む」etcな場所だと決め付け敬遠していました。

実際に走って体験してみると

サーキット場は、走る事に関して最も「安全」で「楽しい」場所だと言う事でした。

上記の「怖い」「危険」「車が傷む」というのは、サーキット場が私達を襲うのではありません。実は全てドライバー自身の問題。つまり私達が起す行動の結果なのです。無謀な走りをして「愛車」が、そのツケを傷みながらカバーしてくれています。無法で無茶な自分勝手な走りは「危険」「恐怖」を呼びます。一緒に走るドライバー一人一人の問題でもあります。

ドライバーの考え方、行動ひとつで、サーキットは「安全」「楽しい」「ワクワクする」の本質に触れることが出来ます。

それを体験するには「ルール」「マナー」を座学で覚え、現場で発揮する必要があります。

しかし実際問題、サーキットを走ると言う事は懸案事項が多岐にわたり、タイムをだす。ルールを守る。他車との見切り。フラッグを見る。コーナーを攻めるetcと、様々な事柄を注意しながらコースに挑まなければいけません。

初めての走行で、テンパッテいる状態で全てを行うことは難しいです。

そこで、初めてのサーキット走行でのひとつの御提案です。


「安全に」「楽しく」を目的とします。


目標として「サーキット走行に慣れる」として、タイムだったり、コーナーを攻めたりは、まず慣れてからの次のステップとしたいです。

手段として

1.フラッグのカラーの意味と行動指示を暗記。事前にイメトレしてください。

2.全てのコーナーポスト、メインポストを通過するたびに「チラ見」確認する。

3.コーナーを立ち上がれば、必ずバックミラーで後続を見る。

4.目の前を走っている車両に近づき過ぎない事。

5.車が前を向いたらアクセル全開を意識する。


私も覚えがありますが、初めてのサーキット走行の現場では、本当に身体が動かないし、頭が働きませんでした。何も出来ずに時間が過ぎ去っただけでした。

フラッグだけ、注意して見ようと心に決めたのに「チェッカーフラグ」さえ覚えていない体たらく・・・反省です。チェッカーフラグの見落としは絶対にいけません。この行為は「ダブルチェッカー」と言い厳罰対象になります。オフィシャルがコース処理しに出てきたりしているので非常に危険なのです。

サーキット場では「ルールとマナー」があります。全ては「安全」に繋がっています。自分と回りの「命」が掛かっていますので「知らない」ではいけません。「わからない」でもすまなくなります。

積極的に「判って」理解してください。

自身の命、他人様の命、全ての関係者の尽力、全ては「ルールとマナー」と言う「信頼」で成り立っているのを覚えてください。

「楽しい」と「安全」は同じ事柄に共通しています。

サーキット走行で、腕前は初心者でも構いません。しかし「ルールとマナー」は、上級者レベルの知識は頭に入れることは出来ると思います。

難しくありません。大丈夫です。覚える事は20個もありませんから、ここは学生時代に培った記憶法を引っ張り出して、ちょこっと勉強してみましょう。

フラッグ=旗(信号機も含)の種類と意味です。

サーキット走行中のコントロールセンターからの「走行情報」や「走行指示」は、スピーカーも聞こえないし、ラジオからも携帯からも得られません。

「フラッグ/旗」が唯一得られる大事な大事な、走行者達の命を守る「情報」でもあります。

フラッグの色と形によって意味を伝えます。

全ての競技者は、その意味を熟知し、その指示に速やかにしだがう責任があります。種類を簡単に言うと

・チェッカー柄
・ブルー
・黄色(静止と振動あり)
・赤の縦縞の黄色
・緑
・黒
・黒と白
・オレンジ丸の黒
・白
・赤

の、10個です。

このフラッグ/旗には「行動の指示」を促します。

黄色の旗だけは提示に「静止旗」「振動旗」の2種類ありますから注意してください。

ここで注意して欲しいのは、うわべの意味を理解するのでは無く、自分がそのフラッグに遭遇したときに、具体的な行動をできるか。です。いつ初めていつ終わればいいの?の簡単な所からイメージして意味を理解するようにすると、ブリーフィングで「質問は?」の時に山ほど質問が出るはずです。質問攻めにするくらい事前勉強して欲しいです。

具体的なイメージです。自分が走っている時にフラッグに遭遇した時のアクションをイメージトレーニングしてみてください。

やってみて初めて「?」が出て、ブリーフィングで質問が出来るようになります。
Posted at 2009/01/06 16:46:30
みんカラタグ
この記事へのトラックバックURL

この記事へのコメント
2009/01/06 19:36:15
心して・・・勉強させていただきます(汗)
どうぞ宜しくお願いいたします♪
コメントへの返答
2009/01/06 20:15:21
こちらこそよろしくお願いします(^^ゞ
お待ちしております〜♪



©2009 Carview Corporation All Rights Reserved.