「多くの案出し検討を」モンテディオ改称公開討論会

 サッカー、Jリーグ1部(J1)に昇格するモンテディオ山形を運営する山形県スポーツ振興21世紀協会が、チーム名などを一新する「フルモデルチェンジ構想」を検討している問題について考える公開討論会が10日、山形市の遊学館で開かれた。

 サポーター有志らでつくる「モンテディオ山形フルモデルチェンジ構想を考える会」が主催。約150人が参加した。

 東北芸術工科大情報デザイン学科の中山ダイスケ教授が、構想の内容をあらためて説明した=写真=。「月山山形」というチーム名や白と黒を基調にしたチームカラー、ユニホームのデザイン案などを示し、「サッカーチームを通して、山形という地域をイメージさせるようなデザインを考えていきたい」などと述べた。

 参加者からは「チーム名などを変えることが既定路線になっているように感じる。既存のデザインを生かす案はないのか」「一つだけではなく、もっと多くの案を出してほしい」などの意見が出された。

 モンテディオ山形フルモデルチェンジ構想を考える会の多田輝彦さん(43)は「一人でも多くの県民に構想について知ってもらい、考える機会を持とうと企画した。参加者からさまざまな意見が出たので、開催してよかったと思う」と話した。
2009年01月11日日曜日

山形

スポーツ



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