政府、新型インフル想定し訓練 愛知県と合同で発生が心配されている新型インフルエンザの流行を想定した政府の総合訓練が13日、愛知県と合同で行われた。 政府の総合訓練は4回目。政府と県の連携強化や、対策の有効性などの検証が目的。 昨年、新型インフルエンザ行動計画の全面改定が決まったのを受け、新行動計画の流行段階に応じた内容となっており、首相と全閣僚をメンバーとする対策本部の設置などを初めて盛り込んだ。 午前8時すぎに始まった対策本部会合の訓練で麻生太郎首相は「(新型インフルエンザが)国内で広がれば国民生活はもちろん、経済活動に甚大な影響を与える恐れがある。国家の危機管理上の重要な課題という認識で、対策に万全を期していただきたい」と述べた。 訓練は、東南アジアのある国で新型インフルエンザが発生し、そこから帰国した男性が愛知県で発症したというシナリオ。その後国内で感染が拡大し、患者数が減って小康期に至るまでを想定した。
【共同通信】
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