「がんセンターと地域医療」で講演会―世田谷区医師会
地域住民や開業医に国立がんセンターの現状を知ってもらおうと、東京都の世田谷区医師会内科医会は2月7日の午後2時から、同区医師会3階大講堂で、新春講演会「がん拠点病院の診療連携と国立がんセンターの今後の展望」を開く。
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近年、在宅での生活を望むがん患者の増加により、開業医とがんセンターの連携の必要性が高まっている。今回の講演会は、2010年度に独立行政法人化を控え、麻酔科医不足などさまざまな問題を抱えている国立がんセンターの現状について、開業医や地域住民と情報を共有することで連携強化を図ろうと、神津仁医師(同区医師会内科医会会長)が企画した。国立がんセンターと地域医療の関係性についての今後の展望などをテーマに、土屋了介・同センター中央病院長が講演する。
神津医師は「国立がんセンターなど病院側から、開業医との連携を求める声が聞かれるようになってきた。がんセンターはさまざまな問題を抱えているが、がんセンターがしっかりしないと、在宅患者がよいがん治療を受けられなくて困ってしまう。その意味でも、こうして地域で情報を共有することで、がんセンターをサポートしたいと思う。また、以前は開業医から大きい病院に出向いていたが、こうして来てもらえるようになったというのは、地域医療を大切に考えてもらえているのだと思う」と話している。
入場は無料。定員200人程度。
問い合わせ先は、同区医師会の安倍さん。電話03(3410)5111、メールinfo@setagaya-med.or.jpまで。
更新:2009/01/13 16:39 キャリアブレイン
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