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放火未遂容疑で中2逮捕…警察署での聴取後に

 宇都宮東署は12日、自宅に放火しようとしたとして放火未遂の現行犯で、宇都宮市の中学2年生の男子生徒(14)を逮捕した。「むしゃくしゃしたからやった」と容疑を認めているという。

 同署によると、11日、付近で不審火が相次いでいたため警戒していた署員が路上で少年を職務質問した。その際、ライターやろうそくなどを持っていたため署に任意同行し、事情を聴いた。深夜になったためいったん帰宅させた後、自宅に放火しようとしたとみられる。警察官が自宅付近を張り込んでいたという。

 調べでは、少年は12日午前4時ごろ、自宅の居間や浴室、廊下などに灯油をまき、ライターで火を付けようとした疑い。気付いた祖母(80)が110番した。

 少年は、祖母と2人暮らし。昨年12月19日から20日にかけて自宅近くで段ボールなどが燃える3件の不審火があったが、少年はいずれも火を付けたことを認めているという。

ZAKZAK 2009/01/13

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