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まな板で切断、骨は鍋で煮る…惨状再現、凍りつく法廷

 「遺体をまな板の上で細かく刻み、トイレに流した」。帰宅直後の東城さんをマンション自室に連れ込み、殺害した事件の初公判。検察側が次々と明らかにした凄惨(せいさん)な犯行状況に、星島被告は表情を変えずに聞き入った。

 黒色のトレーナーとズボン姿で入廷。髪は短く刈り上げられ、傍聴席の遺族らに視線を向けることなく、被告人席に着いた。「違っていることはございません」。罪状認否では、裁判長の質問に消え入るような小さな声で答えた。

 星島被告は周囲が大騒ぎになっている間、東城さんの安否を気遣う父親に「何も聞こえなかった」と答え、マスコミの取材にも無関係を装っていたが、この日も冷酷無比な鬼畜ぶりがうかがえた。

 傍聴席には約10人の遺族らが座り、星島被告の背中に厳しい視線を注いだ。「『性奴隷』にしようと考えた」「存在を消し、行方不明事件として闇に葬ろうとした」。身勝手な犯行動機に、東京地裁の法廷は凍りつき、遺族の女性らは手元のハンカチを固く握り締め、おえつをあげた。

 検察側は現場の見取り図を法廷に持ち込み、状況を詳述。遺体切断の場面になると、星島被告はわずかに顔を紅潮させたが、目は閉じたままだった。

ZAKZAK 2009/01/13

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