芸能事務所「アバンギャルド」が3億4,000万円余りを脱税したとして東京国税局が告発
人気タレントの小倉優子さんらが所属していた芸能事務所が、およそ11億円の所得を隠し、3億4,000万円余りを脱税していた疑いで、東京国税局に告発されていたことがわかった。
法人税法違反の疑いで告発されたのは、東京・目黒区にあった芸能事務所「アバンギャルド」と牧野昌哉社長(41)。
関係者によると、牧野社長は、所属タレントが実態のない芸能事務所などに移籍したように見せかけ、架空の業務委託費をねつ造し、所得を少なく見せていたという。
東京国税局は、2006年までの3年間でおよそ11億円の所得を隠し、法人税3億4,000万円余りを脱税していた疑いで、アバンギャルドと牧野社長を東京地検に告発した。
牧野社長は脱税を認め、修正申告に応じて納付も済ませたという。
アバンギャルドは、小倉優子さんや人気グラビアアイドルなどが所属する芸能事務所として知られていたが、2008年3月に別の芸能事務所と事業統合している。
(01/13 00:33)