指定暴力団「稲川会」の本部が東京・六本木から赤坂に移転する問題で、警視庁と移転先近くに住む住民が緊急の反対集会を開きました。
港区・赤坂で開かれた「稲川会本部」移転反対の緊急集会には、地元住民らおよそ60人が集まりました。
現在、稲川会の本部は港区・六本木にありますが、本部の入るビルが老朽化して建て替えとなるため、稲川会は移転先として赤坂の土地とビルを関係会社を通じておよそ3億円で購入していました。
「怖いからどうしようかと。引っ越しした方がいいのかという思いをしている住民の方もいらっしゃいますので。暴力団は最後には出ていってもらいたい」(地域住民の代表)
緊急集会は20日頃まで続けられ、警視庁は今後、暴力団排除協議会を立ち上げ、排除活動を本格化する方針です。(13日18:27)