オウム真理教、今の「Aleph」と「ひかりの輪」への団体規制法に基づく観察処分の延長を巡って、公安審査委員会で教団側の意見を聞く意見聴取が行われました。
オウム真理教は、2000年から団体規制法に基づく観察処分を受けていますが、今月一杯で観察処分の期限は切れることになっています
このため、公安調査庁は「麻原隠しを進めるなど、教団の危険性は変わっていない」として、公安審査委員会に対し、処分を3年間延長するよう3回目の更新を求めています。
これに対しオウム真理教側は、13日に公安審査委員会で意見陳述を行い、実在しない団体が被請求団体として規定されているなどと主張しました。
現在、オウム真理教は、主流派の「Aleph」と上祐派の「ひかりの輪」に分裂していて、観察処分が延長されるかどうかは公安審査委員会が今月中に判断する事になります。(13日18:40)