仕事や住まいを失い「年越し派遣村」に集まっていた元派遣労働者の人たちが、都内の旅館に4回目の大移動を行いました。
13日午前、都内の宿泊施設に滞在していた元派遣労働者170人のうち、およそ110人がバスに乗り込み、都内の旅館へ移動しました。
多くの人は(=184人)生活保護を受けることが決まっているほか、すでに引越し先を決めた人も85人いるなど人数は徐々に減っていて、住まいを決めた人は今後は個人個人で就職先を探すことになります。
一方、住まいが決まっていない人は、今後も派遣村の実行委員会が確保した都内の旅館に滞在することになっています。
一時500人を越えた「年越し派遣村」の労働者らは、これまで厚生労働省の講堂や都内の小学校跡地などに滞在し、今回が4回目の移動となりました。(13日18:50)