東京・大田区で今月に入り不審火が相次いでいたことがわかりました。うち1件では女性がのどにやけどをしており、警視庁は連続放火事件の可能性が高いとみて調べています。
12日午前2時半ごろ大田区仲六郷でアパートの1階の外壁から火が出ているのを近所の住民が見つけました。
火は部屋のなかにも燃え広がり、寝ていた49歳の女性がのどに軽いやけどをしました。
付近では整形外科医院の1階部分30平方メートルが焼けるなど、12日と11日だけで5件、今月に入ってからは6件の不審火が相次いでいます。
いずれも半径およそ50メートルの範囲に集中しているほか、灯油をしみこませた新聞紙などが見つかっていて警視庁は同一犯による放火の可能性が高いとみて調べています。(13日11:41)