2007-06-29 携帯メールは盗み見できるだろうか?

ここのところ実家で半療養しているが、光フレッツで接続しようとしてもうまく接続できず、リモートから妨害されているような振る舞いをする。P2P共有ソフトの類は使用していないが(iTunesやgoogleのツールやスパイウェア検出のような微妙に気になるものはけっこう入っているが)、かつて外から社内LANに接続するためのVPNクライアントをインストールして、内部統制などでアクセス不可になったのでアンインストールしようとしたがインストーラがきちんと動作しないどころか、VPNクライアントによるネットワーク接続を無効化すること自体ができない。たとえばもしVPNのサーバ側から勝手につながれていればリモートでレジストリをいじったりすることもできるだろうしrootkitを仕込むのも容易いだろう。残念ながらそういう特殊な知識を行使する輩がいてもおかしくない私の職場の周辺ではある。
しかし最近携帯に送られる迷惑メールの中に、私が定期購読しているメルマガを真似したような文章が散見されるようになった。メルマガの購読は他人に教えていないが、まさか携帯メールの内容まで盗み見することはできるだろうか?
2007-06-02 天才凡人年をとれ

気がついてみれば今日は誕生日、44歳となって体力は確実に衰えている。
金曜日の夜中になんとなく一人でカクテルバーに行ったが、その時誕生日のことは覚えていなかった。
もともと日常的に酒は飲まないしおしゃれなバーに行くという習慣はないので、
行き当たりばったりが偶然になるというお決まりのパターンである。
日付が変わる前にカラオケに行ったが、30分で予約したら今日は延長は無理ですが
いいですかと言われて、ただDAMの新機種を使ってみたかっただけなので、
あらかじめ歌う歌を決めて部屋にはいった。
DAMに「シニタイヤツハシネ -born to die」が新たに入ったのには正直言って驚いた。
ピロウズが再評価されているということもあるだろうが、日本のロック史上屈指の
名曲とはいえたぶん1993年の作品で自分も当時まだ30代にまでなっていなかったので、
40代で真剣に歌う気もあまりしないのだが(今歌うとしたら「ギア」とか「グライダー」
とかだろうか。「ブロイラー」なんて曲もあったが)、新たに収録されたのはこの曲しか
ないようだったので、どこまで演奏するか試しに歌ってみたらちゃんとアルバムに
収録されていた通りに最後まで演奏された。計測してはいないが、アルバムのラストに
収録されたナンバーでエンディングが延々と続くのでたしか9分はある曲だったはず。
- アーティスト: The ピーズ, 大木温之
- 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
- 発売日: 2004/09/22
- メディア: CD
彼らが目指していた音楽ではなかっただろうが、全曲で一つの青春ストーリーが描かれる
一種のコンセプトアルバムとして日本のロックが生んだ奇跡のようなアルバムだ。
一見ストレートな歌詞にみえて、「日が暮れても」を「気が触れても」と歌っていたり
「シネ」と「シネエ」を絶妙に掛け合わせるなど、はっぴいえんどなどもやっている
手法だが、日本のロックが演歌とは異なる独自のブルーズを歌い上げたという印象が
あってはるかにインパクトが強い。
今の若い人にもぜひ聞いてもらいたい。
残念ながらカラオケで歌ってみてバックコーラスが入っていないのはやはり寂しい。
かなりまぬけな感じがするので、コーラスの部分だけ録音しておいてマイクのそばで
鳴らすと少しはましになるだろうか。
もう一曲はくるりの「東京」にした。あとどうするか決めていなかったので、女性の曲
を歌ってみたら、もともと自分の声は低いので演奏とどれくらい音程がずれているか
は従来のDAMでは演奏に紛れてよくわからないところが、たまたま機械のチューニングと
部屋がよかったからかもしれないが、とりあえず自分の声がきちんと聞こえた。
- アーティスト: くるり
- 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
- 発売日: 2005/09/22
- メディア: CD
東京育ちのせいか、「東京」よりも「虹」や「ブルース」、「オールドタイマー」
などのほうが好きかな。「虹」以外はカラオケに入っていたかどうか。
歌うなら「ブルース」なのだが歌おうとして見つからなかった記憶あり。
1日に石立鉄男氏が亡くなったのは私の年齢くらいのものにとってはちょっとショック
だったが、テレビでも新聞でもあまり取り上げられていなかったのに少し失望した。
朝にはニュースになったようだが、70年代のテレビにおける新しいタイプのファミリー
青春ドラマは石立氏を抜きにして語れない。まだ小学生になったばかりで
榊原るみに憧れ、ほぼ同い年の杉田かおるへの好感は今もなお変わっていない。
そしてナンシー関が作った石立鉄男の消しゴム版画がジャケットになっている
インディーズレーベル「殺害塩化ビニール」の中心バンドであった猛毒のヒット作
「湘南...おまえはどこのワカメじゃ!?」も1993年頃なんですかね。
- アーティスト: 猛毒
- 出版社/メーカー: インディペンデントレーベル
- 発売日: 1993/08/25
- メディア: CD
ハッピバースデーツーユー!とにかく今年はなんとかするしかない!