東京・江東区女性会社員殺害事件初公判 事件についてまとめました。
東京・江東区のマンションで23歳の女性会社員を殺害し、バラバラにしたとして殺人と死体遺棄などの罪に問われている元派遣社員・星島貴徳被告(34)に対する初公判が東京地方裁判所で開かれ、星島被告は起訴事実を認めました。この事件についてまとめました。
2008年4月19日、東京・江東区のマンションで、会社員の東城 瑠理香さん(当時23)が、「今、着いたよ」と姉に送ったメールを最後に、行方がわからなくなった。
事件直後、星島貴徳被告は「女性がちょっと、不審な消え方というか、いなくなり方をしたから、何かご存じないですかと(聞かれた)」と話していた。
警視庁は、マンション内で事件に巻き込まれたものとみて、1部屋ずつ調べたが、手がかりは得られなかった。
事件発生から1カ月後、星島被告が、住居侵入の疑いで逮捕された。
星島被告は「入居日にちょっと1人とは会ったんですけども、向こうも女性なので、あいさつも特にせずに。できなかったというか、向こうも警戒していた感じだったので」と話していた。
星島被告は「暴行しようと思った」と動機を述べたうえ、「ざわざわするので、外を見たら警察がいた。帰すと警察に捕まると思って殺害した」と供述している。
周辺の下水道などの捜索で、東城さんのバラバラの遺体が見つかり、星島被告は殺人などの罪で起訴された。
(01/13 13:31)