国民健康保険中央会は13日、08年度上半期(4〜9月分)の国民健康保険(国保)の医療費速報値を発表した。医療費総額は5兆2796億円で、市町村国保の1人当たり医療費は13万7515円だった。都道府県別では広島が最も高く16万8940円、最も低かったのは沖縄の11万5612円となり、両県には1.46倍の差が出た。
同時に発表した75歳以上の後期高齢者医療制度(後期医療)の医療費総額は5兆5697億円。1人当たりの医療費は42万4090円で、福岡が最高額で53万6003円、最低額は長野の34万9459円だった。
速報値は、全国の国民健康保険団体連合会が審査確定したレセプトから集計。