日本一善良な車といえるカローラアクシオだけにサーキットのイメージは薄いですが、かつては4A−GEを積んだスポーツグレードのGTが設定されていたり、2リッターエンジンの4ドアセダンというレギュレーションで行われていたJTCCに出ていたりと決してモータースポーツと無関係な車ではありません。
スーパーGTに参戦するカローラアクシオはMR−Sと同じく、エンジンは3.5リッターV6+ミッドシップのパッケージ。市販車と全く違いますが、カローラアクシオでスーパーGTという意味でのインパクトは大きいと思います。またMR−Sからカローラアクシオにスイッチされたのは「現行車を増やしたい」という意向も大きいのではないでしょうか。ドライバーはトヨタの若手育成プロジェクトのTDPドライバーの中から選ばれるそうです。
スーパーGT用というスペシャルマシンですが、こんな車が出来たのですから例えばブレイドの3.5リッターV6をミッドシップにした和製ルノールーテシアV6のようなモデルの登場をちょっと期待してしまいます。