英國戀物語エマ 第一幕 1話~12話 他の話を見る DVD検索
1話「贈り物」
19世紀末の英国。古くからの伝統への縛りと消えぬ階級意識の残る時代に一家の跡取り息子として育ったウィリアム・ジョーンズは、子供の頃に教育を受けた元家庭教師(ガヴァネス)のケリー・ストウナーの家を訪れる。
そして久々の恩師との再会は、新たな出会いをもたらす。ウィリアムはそこで働く家事使用人(メイド)のエマに恋をしてしまうのだった。
翌日もロンドンの街へ出掛けるウィリアム。ふと立ち寄った店から、通りを歩くエマの姿を見つけると、思い切って散歩へと誘う。そしてエマを喜ばせる事が出来ないかと、新しい眼鏡をプレゼントしたいと申し出る。しかし、今の眼鏡はエマにとって大切な思いの詰まった物だった。
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2話「二つの世界」
田舎の保養地で生活していた家族が戻り、賑やかさに包まれるジョーンズ家。ウィリアムはというと相変わらずエマの事ばかり考えている。
だが父リチャードから夜の舞踏会に出席するよう命じられ、そこでキャンベル家の娘エレノアと出会う。今夜が初めての社交界というエレノアをリードしながらダンスを踊るウィリアム。その優しさと頼もしさに恋心を抱くエレノアだった。
数日後、婦人傘屋でエレノアと再会するウィリアム。そんな二人の姿を偶然にもエマが見てしまうのだった。華やかな衣装とエマの知らないウィリアムの顔は、違う世界にいるような気にさせ、何を期待していたのかと恥じる。
何も知らないウィリアムは、傘屋で買ったプレゼントを抱えエマに会いに来る。だがエマは受け取る事が出来ない。エマにとってはレースのハンカチだけで十分すぎるほどの贅沢だったからだ。
ようやくエマの気持ちを理解したウィリアムは、もう一度喜ぶ顔が見たかったのだと素直に謝る。身分など気にもしないただ純粋で真直ぐなウィリアムに微笑むエマ。また一歩、二人の距離が近づいていく。
3話「告白」
インドの王族であるハキムがウィリアムを訪ねてジョーンズ家へとやってくる。お忍びと言いながら大勢の使用人と象を引き連れたハキムに呆気にとられるウィリアム。そして象に乗せられロンドン観光をするはめになる。
ウィリアムが激しい揺れに絶えている間にケリー宅を通り掛かると、そこにエマの姿を見つける。慌てて止めるように伝えるウィリアム。そこでエマを一目見たハキムは恋に落ちてしまうのだった。
翌日、買い物に出かけていたハキムは帰りに見かけたエマを家まで送っていく。そんな二人を見てしまったウィリアムは終止気になって仕方が無い。だがハキムに聞こうとしてもタイミングが合わなく、次第に苛立ちだけが募っていく。
一方、ウィリアムの胸中など全く気にもしてないハキムはケリー宅を訪れる。するといきなりエマに告白するのだった。何か嫌な予感を抱きハキムの後を追ってきたウィリアムだが、結局どうする事も出来ずその場を去ってしまう。
その夜、ウィリアムが月を眺めながら眠れない時間を過ごす中、エマもまた同じ月を見ていた。優しい光を放つ月が、二人の心を繋ぐように夜は更けていく。
4話「ミューディーズ」
ジョーンズ家にハキムが来てから内心穏やかではないウィリアム。いまだハキムとエマの間に何があったのかを聞けないからだ。ハキムはと言えば相変わらずの調子で、ウィリアムを街へと連れ出すと、見かけたミューディーズに興味を持ち中へと入っていく。
そこで偶然にもエマと出会うウィリアムとハキム。そしてハキムは、ウィリアムとエマの間に互いを想う気持ちを感じ取っていた。
一方、ジョーンズ家でテニスが催される。そこにはエレノアも姿を見せ華やかな景色を作り出す。気乗りのしないウィリアムも、エレノアにお願いされテニスの指導を快く引き受ける。
その姿を見てエマに告白し振られたことをウィリアムに話すハキム。ウィリアムは改めて自分の気持ちを確認するのだった。翌日、エマに想いを打ち明けようとやってきたウィリアム。だが、いざ言葉にするとなると上手く出てこない。
ハキムのように思うが侭に行動できたらというウィリアムに、エマはそのままでいいのではないかと伝える。
そこにはエマの想いも込められていた。その夜、エマは借りた小説のページを静かに捲る。二人の物語もまだ始まったばかり。
5話「晩餐会」
今日はケリー宅に知り合いのノックス夫妻が訪れる日。晩餐の準備で慌しい中、雨漏りで壁紙が剥がれる事態となる。
急遽アルを呼びつけ何とかその場は凌ぐのだが、ノックス夫妻が来られなくなったとの報せが入り、出来上がった料理を前に固まる一同。するとケリーの提案で、三人で食事をすることになる。
エマにとっては思いも寄らぬ出来事。テーブルを囲み誰かと一緒に食事を取ることは初めてで、何気ない会話、絶えることない笑みに、まるで家族のような温かさを感じていた。ふいにケリーからウィリアムとの事を聞かれ、恥ずかしながらも正直に答えるエマ。ケリーは嬉しそうに微笑むと先に部屋へと戻っていく。
しかしその途中、階段で足を滑らせてしまい、落ちた拍子に首にしていたネックレスがバラバラに壊れてしまう。
翌日、元通りになったネックレスをケリーに渡すエマ。エマは暖炉の上に飾ってあった写真を見て修繕したのだと話す。それは亡き夫・ダグからの大切な贈り物。しかしケリーは迷う事無くエマに譲る。自分達のように幸せになって貰いたいと想いを込めて。
6話「訪問」
朝食に花を添えるエマ。先日足を痛めたケリーを気遣うエマの優しさが、さまざまな場面で行動となって表れていく。一方ウィリアムは、エマへの想いを募らせるも、跡取りとして思うがまま行動できないもどかしさに悩み始めていた。
その夜、キャンベル家との縁談のために舞踏会に出席するリチャード。しかし、肝心のウィリアムが姿を見せない。苛立つリチャードだったが、そこでケリーのケガの話を耳にする。
さっそく、ケリーを見舞いにジョーンズ父子が訪れる。さすがにエマも緊張を隠すことはできず、ケリーとリチャードの話に意識が向いてしまう。二人がウィリアムの話をしていく中で、突然キャンベル家との縁談を話し始めるリチャード。
何も聞かされてなかっただけに思わず憤るウィリアム。さらに『英国には二つの国がある――ジェントリ以上とそうでないもの』そう言い放つ言葉はウィリアムとエマを象徴するものだった。言葉を失うウィリアムの後ろで、背を向けたままのエマ。
手を伸ばせば届くはずの距離が遠く感じられ、見送りの時さえウィリアムの顔を見ることが出来ない。普段と変わらないはずの扉は、今だけ二人の世界を分かつ壁となる。
7話「水晶宮」
エマのもとにウィリアムから遠出の誘いの手紙が届く。ケリーの心遣いで休みを頂いたエマは、さらに外着の服まで貸して貰うことに。全てお見通しのケリーに恥ずかしさでうつむきながらも、感謝の気持ちでいっぱいになる。
クリスタルパレスへと訪れた二人。エマにとっては見るもの全てが初めてで、その美しさに驚きの連続。二人は大切な時間の中でたくさんの展示物を見て回り、たくさんの言葉を交わす。閉館時間が近づいても話は絶えることなく、ようやく周囲の様子に気付いた時は、既にクリスタルパレスの中に閉じ込められた後だった。
しかし、とんだ災難にも関わらず穏やかな表情を見せるエマ。これほどにも楽しいと感じたのは初めてだと、めずらしく自身のことを話す。ウィリアムはそれがとても嬉しかった。
二人だけの夜。エマに想い伝えようとするウィリアムだが上手く言葉が出てこない。静寂の中、ふと眼鏡を外すエマの手を取るウィリアム。互いに見つめあい、満月の光の下で二人は口付けを交わす。そこには言葉など必要ない確かな想いが存在した。
8話「時計」
痛めた足がいまだに良くならず元気のないケリー。食欲も無くエマが作った朝食もほとんど残してしまう。ケリーを心配するエマは、形見である懐中時計の調子が悪いと聞くと、修理に出してみてはと時計を預かる。
時計屋からの帰りに、ウィリアムから届いていた手紙を読むエマ。そこには父を説得するというウィリアムの強い意志が書かれていた。
ウィリアムを想えば想うほど、階級の壁を感じ表情を暗くするエマ。そんな様子に気付き励ましの言葉をかけるケリー。だが、その身体は日に日に悪くなる一方だった。
久々にアルと二人で話をするケリーは、一つ頼み事を持ちかける。それはエマのことだった。エマの力になって欲しいという想いに、アルはそっとケリーの手を握る。
その頃、エマの手元に修理に出した時計が戻ってくる。しかしケリーのもとへ駆け寄るエマの目に映ったのは、深い眠りについたケリーの姿だった。いつも支えとなり救ってくれた、かけがえのない存在であったケリーの名を呼び続けるエマ、きっと目を覚ますと信じて…。
9話「ひとり」
エマとアル、その友人達だけでケリーの葬式の儀が行われる。しかし、そこにウィリアムの姿は無い。エマはケリーが亡くなったことを知らせていなかったのだ。家へと戻ったエマは家中の掃除と片付けを始める。
主を失ったことでここにはもういられず、暖炉に飾られた写真もさまざまな想いと共にしまい込む。だが、まだエマはケリーがいつもと変わらずここにいるのではないかという思いでいた。
その頃ウィリアムはエレノアと共に晩餐会へ出席。楽しい一時を過ごすエレノアだが、時たま険しい表情をみせるウィリアムにお互いの距離を感じてしまい胸を痛める。晩餐も終わりに近づくと、ふいにリチャードが二人が婚約することになればいいと公言する。
エレノアの気持ちも知るウィリアムは、ついに自身の想いを話そうとする。しかし、一抹の不安にかられたエレノアは、話を遮り逃げるようにその場を去っていく。
夜。眠れない時間を客間で過ごすエマは、ようやくケリーが居ないということ、自分がまた一人になったということを実感する。これまで溜まっていた感情が溢れ出て涙するエマ。愛する人が泣いている時、ウィリアムはまだ何一つ知らない…。
10話「すれ違い」
ジョーンズ家を訪れたエマ。しかし、ウィリアムが不在のため客間へ通されることに。程無くハキムがやってくると、エマはロンドンを去ることを告げる。それはウィリアムとの別れを意味していた。
一方、いつもの骨董屋でエマが通りかかるのを待つウィリアム。一向にエマの姿を見つけられず佇んでいると、店の主人らからケリーが亡くなった事を聞かされる。初めて知ったあまりにも衝撃的な事実に、ウィリアムは悄然とした顔で店を出ていく。
ウィリアムを待つエマだったが、ジョーンズ家にきたことでやはり自分の住む世界とは違うのだと痛感させられ帰ろうとする。そこへちょうど帰宅してきたウィリアムが、思わずエマを抱きしめる。
11話「過去」
一番大事な時に側に居てあげられなかった後悔と、申し訳ない気持ちからだった。それを見ていたリチャードは、堪えきれぬ怒りからウィリアムの頬を叩くと、唖然としていたエマに言葉を掛ける。それは一人の人としてさえ見られていないものだった。
ジョーンズ家から足早に去っていくエマ。追いかけるウィリアムの声も今のエマには届かない。ウィリアムは消えていく背中を、ただ見つめることしか出来なかった。
12話「スズラン」
エマに会いに行くことが出来なかったことでうなだれるウィリアム。そんな情けない姿をみかねたハキムは、エマがロンドンを去ることを伝える。
駅へとやってきたウィリアムは、人込みの中にエマの姿を見つける。驚きを隠せないエマだが、決意の表情で何かを言いかけるウィリアムに、精一杯の笑顔で「ありがとう」と伝える。
ウィリアムはその決意にどうすることもできず、ロンドンから旅立っていく汽車を見送り続ける。
エマ自身が選んだ別れではあるが、今だけはその頬を涙で濡らす。
しばらくホームにたたずんでいたウィリアムは少女から花を買う。ウィリアムがその花にさまざまな想いを馳せている時、エマも同じスズランの花を見つめていた。
おそらくMEGAVIDEOの仕様変更に伴うIP連続視聴制限だと思います。
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