2009年1月12日 19時11分更新
12日未明、宇都宮市で、中学2年生の男子生徒が、自宅に灯油をまいて火をつけたとして、放火未遂の疑いで逮捕されました。
警察によりますと、この男子生徒は、11日夜、現場の近くでライターや灯油などを持っていたとして、警察署で事情を聞かれた後に、自宅に戻り、火をつけたということです。
逮捕されたのは、宇都宮市内に住む中学2年生の14歳の男子生徒です。
警察の調べによりますと、この男子生徒は12日午前4時頃、宇都宮市内の自宅で、廊下などに灯油をまいた後、ライターでトイレットペーパーに火をつけたとして、放火未遂の疑いが持たれています。火は家族によってすぐに消し止められました。
警察によりますと、現場の周辺では、先月住宅の一部などが焼ける不審火が3件相次いだことから、昨夜、警察官が警戒にあたっていたところ、この男子生徒が自宅近くの路上にいたため、職務質問をしたということです。
そして男子生徒の持っていたカバンから、ライターやロウソク、それにビンに入れた灯油などが見つかったことから、男子生徒は警察署で午前1時頃まで事情を聞かれ、この後、自宅に戻って火をつけたということです。
警察によりますと、男子生徒は調べに対して自宅に火をつけたことを認めているということで、警察で動機を調べています。