医療事故再発防止へ討議 患者側代表らも参加 仙台医療事故の原因を究明し再発を防止する仕組みの一つとして、厚生労働省が設置の検討を進める「医療安全調査委員会」(仮称)について、医療者や患者側の代表らが意見交換するパネルディスカッション(東北厚生局主催)が25日、仙台市青葉区の仙台国際センターで開かれる。厚労省医政局の深田修総務課長が設置法案の大綱案に基づき、調査委の概要を説明。東北大大学院医学系研究科の田林晄一教授と八戸市民病院救命救急センターの今明秀所長は医療現場の実情を踏まえ、調査委の在り方などについて発言する。 山形大医学部の嘉山孝正学部長は全国医学部長病院長会議における調査委をめぐる議論などを報告。医療事故の被害者家族や医師、弁護士らでつくる「医療の良心を守る市民の会」の永井裕之代表は、医療を受ける立場から意見を発表する。 午後2時45分から。参加無料だが、申し込みが必要。ファクスまたは東北厚生局のホームページから申し込む。締め切りは23日。連絡先は東北厚生局企画調整課022(726)9266。ファクスは022(726)9267。
2009年01月12日月曜日
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