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八ケ岳連峰、戸隠・佐渡山で遭難相次ぐ 低体温症や凍傷

1月12日(月)

 県内の山岳で11日、遭難が相次いだ。八ケ岳連峰では午後1時50分ごろ、赤岳(2、899メートル)北側の地蔵尾根の登山道で、単独登山していた東京都台東区の高校教諭桧山純一さん(42)が低体温症で動けなくなっているのを登山者が発見、近くの山小屋を通じて茅野署に通報した。県警ヘリコプターで松本市内の病院に収容したが、意識不明の重体。

 同連峰では同日午後7時ごろにも横岳(2、829メートル)近くを単独登山していた東京都八王子市の会社員男性(23)が右手に凍傷を負って下山できなくなり、近くの山小屋に助けを求めた。12日朝から同署員らが救助に当たる。

 一方、長野市戸隠の佐渡山(1、828メートル)では午後7時50分ごろ、山スキーをしていた同市檀田、会社員塚田幸孝さん(47)が行方不明になった−と妻が長野中央署に届け出た。同署によると、塚田さんと一緒に登頂、林間を滑走していた友人の男性が午後1時45分ごろにはぐれたと妻に連絡したという。12日早朝から、署員らが捜索する予定。

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