もちつきに挑戦する留学生ら=高松市屋島中町、香川大留学生会館
香川県高松市屋島中町の香川大学留学生会館で10日、留学生らがもちつきなどを体験するお正月会が開かれた。参加者は、つき上がったもちをあんもちにするなどして味わい、日本の伝統文化を楽しんだ。
お正月会は、留学生の支援活動などを展開する高松東ライオンズクラブ(織田隆雄会長)などが、日本の伝統文化や良さを知ってもらおうと開催。中国や韓国、ベトナムなどからの留学生らや同大の異文化交流サークル「ICES」のメンバーら約100人が参加した。
留学生らは、慣れない手つきながらも勢いよくきねを振り、「よいしょ」の掛け声とともにもちつき。つき上がったもちは、きな粉をまぶしたり、キムチと韓国のりで韓国風に仕上げるなどして楽しんだ。
ベトナムから工学部に留学しているキム・ガンさん(21)は「ベトナムにはもちを食べる習慣はないので初めてもちつきをした。とても面白かった」と話していた。