山都町の陸上自衛隊大矢野原演習場で26日~2月3日に実施予定の日米共同訓練について「憲法を守り、戦争を許さない県民連絡会」(荒木正信代表)など3団体が9日、熊本市の陸自西部方面総監部を訪れ、訓練中止を求めた。
3団体は申入書で「(共同訓練は)違法かつ必要のないもの」「米国発の大不況に多くの国民が苦しい生活を送っている。合同軍事演習で使われる費用を国民の救済に回すべきだ」などと訴えた。
同総監部地域調整課長の青木広治一等陸佐は「自衛隊として国を守る使命で演習を実施する」と答えた。
演習には陸自約700人、米陸軍約300人が参加予定。実弾射撃や航空機の使用はない。
毎日新聞 2009年1月11日 地方版