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マンション投げ売り激化!1400万円大幅値下げ

 年が明けても、不動産市況は好転の兆しが見えない。5日には老舗の中堅建設会社、小川建設が民事再生法の適用を申請。08年3月期の売上高は、最盛期の半分以下にまで落ち込んでいたという。

 売れ残りを大量に抱えた不動産業者は、少しでも在庫を整理しようと、大幅な値下げに踏み切っている。新聞の折り込みチラシにも、マンションの値引き広告が目立つ。

 東京・武蔵野市のあるマンションのチラシを見ると、100平方メートルの4LDKが8220万円から6800万円に値下げされている。桜並木が見事な玉川上水が徒歩圏内で、建物には免震構造を採用したグレード感のある大手不動産の物件だ。しかし、販売は不調で、昨年8月に全戸一斉の“価格改定”を行った。

「この物件は07年5月に分譲を開始。昨年3月からは入居も始まっているのに、まだ3割以上が売れ残っている。人気の中央線、しかも武蔵野というブランド立地でも大幅値下げを余儀なくされているのだから深刻です」(不動産アナリスト)

●3月決算に向け、もう一段の値引きも

 マンション市況はドシャ降りだが、見方を変えれば、買い手にとってはまたとないチャンスでもある。

「大幅値下げによって、予算内で選べる物件の範囲が広がりました。これから3月決算に向けて、完成物件はもう一段の値引きもあり得る。今は住宅ローン金利も超低水準ですから、気に入った物件があれば、非常にお買い得です」(不動産経済研究所・企画調査部長の福田秋生氏)

 企業側にしてみれば、来期も減収で2期連続の赤字を出すよりは、09年3月期決算に損を集中させたほうがいい。在庫を抱えていると金融機関からの融資も厳しいため、赤字覚悟の投げ売りが激化するのは確実だ。新聞のチラシをこまめにチェックしていれば、思わぬ掘り出し物が見つかるかもしれない。

「完成在庫が一掃されれば、秋以降には、手頃な価格の物件も登場しそうです。ただ、価格を圧縮するために、専有面積が小さいコンパクト物件が主流になる可能性があります」(福田秋生氏=前出)

 広々したファミリータイプの間取りを望むなら、すでに竣工している値下げ物件から選んだほうがよさそうだ。

(日刊ゲンダイ2009年1月6日掲載)


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