2008年01月20日
☆ 余命1ヶ月の花嫁 ☆
昨日TVで何とも言えない気持ちになりましたので...
頭の中を整理するつもりで執筆します!
24歳で乳癌を宣告された女性(千恵さん)の1ヶ月間に渡る闘病生活...
「余命1ヶ月の花嫁」と題された番組でした。
再放送だったし、本もベストセラーになっているのでご存知の方もいると思いますが
彼女が癌を宣告された頃、ある男性は彼女に告白...
彼はその時彼女が癌であるという事実を知った。
しかし...
彼は、その事を知った上で「一緒に闘おう!」と共に闘うことを決心しました
父親は毎日病室へ...
働いている彼は毎晩泊り込みの看病...
そして時間があれば訪れる友人の支えもあり病態は落ち着いていたが...
乳癌はどんどん進行していき...
女性の象徴でもある乳房を切除することに...
その時の二人の会話が印象的でした。
「おっぱいのない彼女でいいの?なんで千恵を選ぶの?」
「胸がなくても,髪がなくても,千恵が千恵でいるならそれでいい」
それでも癌細胞の増殖は食い止められず...
肺転移による呼吸困難...
骨転移による痛み...
そして余命1ヶ月を宣告されました!
しかし...
彼女にはその事実は知らされませんでした。
毎日毎日痛みとの戦い...
病状は日単位で変わっていく...
それでも彼女は病室に来てくれる人には明るく振舞った。
父親は毎日2時間をかけて病院へ
何もしてあげれないが...
痛みが少しでも和らぐようにと背中に手を当てて一生懸命摩ってあげる
「よくなったら1番何がしたい?」の質問に...
「お父さんと旅行に行きたい
昔お父さんが行きたがってた京都に」と...
お見舞いに来てくれた友人は彼女の「女性として生きたい…
一度でいいからウェディングドレスを着てみたい」という気持ちを知り...
色んな所に問い合わせし走り回って...
教会でのサプライズ結婚式を企画!
余命1ヶ月と宣告されてから1週間後の出来事だった。
彼女にとって生涯で一番の感動感激のプレゼントとなった。
その時の彼女はとても幸せそうだった...
誰もがこのまま元気になってくれれば...と
奇蹟を信じていた。
しかし、闘病生活は過酷なものだった...
普通の痛み止めでは抑え切れず...麻薬の痛み止めを...
この痛みは想像を絶すると言われている...
飲む量もどんどん増えていく...
そんな中...
時々漏らす彼女の言葉がすごく心に響いた。
「生きてるのって奇跡」
「みんなに支えられて生きている」
「(こんなに人の優しさに触れたから)私が元気になったらすごい人になれると思う」
病室での闘病生活が長い彼女だからこそ感じる事の出来る
「外の風って気持ちいいんだよ! こんな都会でも...」
そして...
宣告されてから28日
父親が病院に駆けつけ彼女の手を握った瞬間...
息を引き止めた...
あたかも父親が来るのを待ってたかのように...
[24歳6ヶ月]
そして生前彼女はこんなメッセージを残していた。
「みんな他人事なんだよ、病気って…
なってから気付くんだけど、それじゃ遅いんだよ!」
確かに「まさか自分が…?!」と多くの人が思っている
しかしどんな病気でも早期発見して適切な対応をすれば
治る可能性は高まるはずである。
特に癌という病はどんどん進行していく…
早い段階で発見できれば、完治することだって可能である。
現在、薬剤師として癌性疼痛のための麻薬を調剤することがよくある。
そして実際に癌の患者さんに服薬指導することもある。
痛みを訴える方もいれば…
とても明るく話してくれる方もいる。
中には、もう治療が辛いと言われる方もいる。
このTVを通して、色々考えさせられ、色々なものを感じた。
この今感じた思いをこれからの薬剤師としての仕事に活かしていけたらいいなと思う。
因みに...
彼女はmixiの会員でした...
そのページはそのまま残されています。
最後の日記は恋人からのものでした...
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余命1ヶ月の花嫁
頭の中を整理するつもりで執筆します!
24歳で乳癌を宣告された女性(千恵さん)の1ヶ月間に渡る闘病生活...
「余命1ヶ月の花嫁」と題された番組でした。
再放送だったし、本もベストセラーになっているのでご存知の方もいると思いますが
彼女が癌を宣告された頃、ある男性は彼女に告白...
彼はその時彼女が癌であるという事実を知った。
しかし...
彼は、その事を知った上で「一緒に闘おう!」と共に闘うことを決心しました
父親は毎日病室へ...
働いている彼は毎晩泊り込みの看病...
そして時間があれば訪れる友人の支えもあり病態は落ち着いていたが...
乳癌はどんどん進行していき...
女性の象徴でもある乳房を切除することに...
その時の二人の会話が印象的でした。
「おっぱいのない彼女でいいの?なんで千恵を選ぶの?」
「胸がなくても,髪がなくても,千恵が千恵でいるならそれでいい」
それでも癌細胞の増殖は食い止められず...
肺転移による呼吸困難...
骨転移による痛み...
そして余命1ヶ月を宣告されました!
しかし...
彼女にはその事実は知らされませんでした。
毎日毎日痛みとの戦い...
病状は日単位で変わっていく...
それでも彼女は病室に来てくれる人には明るく振舞った。
父親は毎日2時間をかけて病院へ
何もしてあげれないが...
痛みが少しでも和らぐようにと背中に手を当てて一生懸命摩ってあげる
「よくなったら1番何がしたい?」の質問に...
「お父さんと旅行に行きたい
昔お父さんが行きたがってた京都に」と...
お見舞いに来てくれた友人は彼女の「女性として生きたい…
一度でいいからウェディングドレスを着てみたい」という気持ちを知り...
色んな所に問い合わせし走り回って...
教会でのサプライズ結婚式を企画!
余命1ヶ月と宣告されてから1週間後の出来事だった。
彼女にとって生涯で一番の感動感激のプレゼントとなった。
その時の彼女はとても幸せそうだった...
誰もがこのまま元気になってくれれば...と
奇蹟を信じていた。
しかし、闘病生活は過酷なものだった...
普通の痛み止めでは抑え切れず...麻薬の痛み止めを...
この痛みは想像を絶すると言われている...
飲む量もどんどん増えていく...
そんな中...
時々漏らす彼女の言葉がすごく心に響いた。
「生きてるのって奇跡」
「みんなに支えられて生きている」
「(こんなに人の優しさに触れたから)私が元気になったらすごい人になれると思う」
病室での闘病生活が長い彼女だからこそ感じる事の出来る
「外の風って気持ちいいんだよ! こんな都会でも...」
そして...
宣告されてから28日
父親が病院に駆けつけ彼女の手を握った瞬間...
息を引き止めた...
あたかも父親が来るのを待ってたかのように...
[24歳6ヶ月]
そして生前彼女はこんなメッセージを残していた。
「みんな他人事なんだよ、病気って…
なってから気付くんだけど、それじゃ遅いんだよ!」
確かに「まさか自分が…?!」と多くの人が思っている
しかしどんな病気でも早期発見して適切な対応をすれば
治る可能性は高まるはずである。
特に癌という病はどんどん進行していく…
早い段階で発見できれば、完治することだって可能である。
現在、薬剤師として癌性疼痛のための麻薬を調剤することがよくある。
そして実際に癌の患者さんに服薬指導することもある。
痛みを訴える方もいれば…
とても明るく話してくれる方もいる。
中には、もう治療が辛いと言われる方もいる。
このTVを通して、色々考えさせられ、色々なものを感じた。
この今感じた思いをこれからの薬剤師としての仕事に活かしていけたらいいなと思う。
因みに...
彼女はmixiの会員でした...
そのページはそのまま残されています。
最後の日記は恋人からのものでした...
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できたらこっちもクリックして下さいな!
Comments(0)って所をクリックしていただくとコメントが出来ます! コメント随時募集中です〜♪
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この記事へのコメント
1. Posted by こいけ
2008年01月20日 01:42
この本タイトルだけで泣いたよ!
2. Posted by おみかん
2008年01月21日 00:00
この本、ちょうど買おうか迷ってたところなんです。
買いますね。
私も指導に行ってる患者さんで癌の人いるね。
しかも、この本の女性のように若い年齢の・・・。
カルテでその人の余命をみると泣きそうになりました。
本人は辛いだろうケド、とても笑顔が可愛らしくて。
あまりにも感情移入しすぎて、夢で自分が余命少ない癌にかかっている夢をみました。
夢だったけど、すごく辛かったなぁ。
買いますね。
私も指導に行ってる患者さんで癌の人いるね。
しかも、この本の女性のように若い年齢の・・・。
カルテでその人の余命をみると泣きそうになりました。
本人は辛いだろうケド、とても笑顔が可愛らしくて。
あまりにも感情移入しすぎて、夢で自分が余命少ない癌にかかっている夢をみました。
夢だったけど、すごく辛かったなぁ。
3. Posted by potter
2008年01月21日 07:24
>こいけさん
年齢が近いということもあってか…
涙なくしては見れませんでしたよ!
自分のこれからの生き方についても色々考え直させられましたよ!
ご冥福を祈ります
年齢が近いということもあってか…
涙なくしては見れませんでしたよ!
自分のこれからの生き方についても色々考え直させられましたよ!
ご冥福を祈ります
4. Posted by potter
2008年01月21日 07:32
>おみかんちゃん
自分が服薬指導にいく患者さんは割と年配の方が多いからね〜
おみかんちゃんが行ってる千恵さんのように若い方にだと自分も恐らく辛くなると思う…
でも医療従事者として…患者さんの容態が少しでも良くなるように…
メンタル面を含めたサポートが出来たらいいですよね〜
こんなに医療は進歩してるのに…
まだ治せない病気があるなんて…
早く新しい特効薬はできないもんですかね〜
自分が服薬指導にいく患者さんは割と年配の方が多いからね〜
おみかんちゃんが行ってる千恵さんのように若い方にだと自分も恐らく辛くなると思う…
でも医療従事者として…患者さんの容態が少しでも良くなるように…
メンタル面を含めたサポートが出来たらいいですよね〜
こんなに医療は進歩してるのに…
まだ治せない病気があるなんて…
早く新しい特効薬はできないもんですかね〜
5. Posted by かおり
2008年01月21日 19:47
私はテレビ番組も本の存在も知りませんでしたが potterさんの文章を読みながら泣いてしまいました。
言葉では言い表せない気持ちになりました。
「生きてるって奇跡」という言葉がとても印象的で、人間はみんないつ死ぬかなんてわからない
だから今という時間を精一杯生きていこうと思いました。
千恵さんのご冥福をお祈りします
言葉では言い表せない気持ちになりました。
「生きてるって奇跡」という言葉がとても印象的で、人間はみんないつ死ぬかなんてわからない
だから今という時間を精一杯生きていこうと思いました。
千恵さんのご冥福をお祈りします
6. Posted by かけひ
2008年01月23日 00:11
やっぱり泣きました…。
彼女のように本人も周りも生きたいと切に願っても無常にも命を終えなければならなかったことに自分達は決して生きることを決して諦めず、精一杯生きて周りの人達のためになることを全力でしていかなければいけないということが伝わる話でした。
心からご冥福をお祈りします。
7. Posted by potter
2008年01月23日 07:42
>かおりさん
この文章でも伝わって光栄です。
正直全然無縁の千恵さんですが…
彼女の存在を番組を通して知り…色々考えさせられた一人として…
彼女の生き方、考え方を心のどこかに秘めて…
かおりさんと同様精一杯生きていこうと思いました!
この文章でも伝わって光栄です。
正直全然無縁の千恵さんですが…
彼女の存在を番組を通して知り…色々考えさせられた一人として…
彼女の生き方、考え方を心のどこかに秘めて…
かおりさんと同様精一杯生きていこうと思いました!
8. Posted by potter
2008年01月23日 07:55
>かけひ君
おっ!
かけひ君も見ていましたか?
やっぱし涙なしでは見れませんよね!
彼女が残したメッセージをしっかり受け止め…
精一杯生きていこうね!
そしてたまには飲みに言って色々語り合いましょ〜ね!
おっ!
かけひ君も見ていましたか?
やっぱし涙なしでは見れませんよね!
彼女が残したメッセージをしっかり受け止め…
精一杯生きていこうね!
そしてたまには飲みに言って色々語り合いましょ〜ね!