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07/09/30 

 フレイノやらATCガイドやらの新しい登攀具を買ったので、その利用方法を登山用語集のページに追加し、改訂した。


07/09/30 

 せっかくの日曜日だというのに朝から雨。静かに読書でも・・・と思うが、それにも身が入らない。しょうがないのでカメラを持って雨の中を散歩した。

 ジョロウグモはいつでも頭を下にしていて、血液が頭に溜まり気持ち悪くならないものだろうか? まるで宙吊りの遭難者のようなものだ。しかし、三点支持はしっかりと守っているようだ。もっとも脚が八本もあるからリスクは少ない。しかも自分で糸をいくらでも吐き出せるのでロープが足りなくなるということもない。

雨の中でも獲物を待つ 女郎蜘蛛(じょろうぐも)
秋海棠(しゅうかいどう) 芋の露

07/09/28 

 細井勝著『遭難者を救助せよ』PHP研究所発行。まだ読んではいなが、この本の意図するところは何であろうか? おそらく動機付け(モチベーション)が一つのテーマではなかろうか。「人はパンのみにて生くるにあらず」をあらためて検証したい?

細井勝著『遭難者を救助せよ』PHP研究所発行

07/09/26 NHK富山のニュース

 NHK富山のニュース「剱岳で遭難の8人無事救助富山県の北アルプス・剱岳で、おとといから道に迷って下山できなくなっていた福岡県の山岳会の男女8人は、26日朝全員、無事に救助されました。

 救助されたのは、福岡県の山岳会「大牟田岳稜会」のメンバーで、福岡県や熊本県それに神奈川県に住む、57歳から69歳までの男女8人です。

 警察によりますと、25日午前8時45分ごろメンバーの1人が「剱岳から下山途中に視界が悪く道がわからなくなった」と携帯電話で救助を求めてきたということです。

 8人は24日の夕方、剱岳山頂から(せんにんいけ)仙人池に向かう途中で道に迷ったということで、現場周辺は厚い雲に覆われて視界が悪く、25日は警察も救助に向かうことができませんでした。

 26日は朝6時過ぎから富山県の消防防災ヘリコプターが剱岳の標高およそ2350メートルの小窓付近で救助活動を始めた結果、午前7時までに8人全員が救助され、立山の室堂の近くのヘリポートに運ばれました。

 8人は、2日程度は山中で過ごせる食料や装備は準備していたということで、簡易テントに入って2晩過ごしたということです。

 警察によりますと、8人は疲労を訴える程度でけがもないため、自力で下山する予定だということです。」NHK富山のニュース

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 先日「剱岳」の特集番組(金とく/9月7日)がNHKで放映された矢先の遭難騒ぎである。番組の影響を受けていないと誰が断言できるだろうか? すばらしい景色を紹介するのも良いが、その陰で発生している無数の悲惨な遭難事故の現実にも焦点を当ててもらいたいものだ。近年の中高年による山岳遭難多発に関する今後の番組に期待したい。


07/09/25 

 久し振りに東京へ出掛けたが、以前よりも路上生活者が増えたようだ。駅の正面玄関に陣取り、悪びれる様子も無い。ところで池袋に「ふくろう」がいることに今回初めて気付いた。

新宿御苑 池袋の夜
JR池袋駅のフクロウ JR池袋駅東口

07/09/24 彼岸花の季節

 気が付けば彼岸花の季節。自然は確実に時を刻む。しかし考えて見ればその景色は毎年ほぼ同じだ。つまらないといえばつまらない。しかし、誰もが等しく死に近付いていることだけは確かだ。もちろん新しい生命の誕生もある。そのようにして種は進化し、時は流れ去る。

女郎グモ 彼岸花
山椒の実 紫式部

07/09/23 

 クマに会ったら「死んだふりをする」というのは、全く根拠の無いことでもなさそうである。

姉崎等著『クマにあったらどうするか』木楽舎発行

07/09/23 ものを考えない

 「走っている動物はものを考えない」⇒これは正しいだろう。閑があるからついつい余計なことまで考えてしまう。真剣に走っている最中に考え事をしていたのでは危なくってしょうがない。

 サラリーマン生活は走っている動物と同じ。無我夢中で走り続けて、気が付いたら死んでいたという人生では虚しくはないか? でも、たいがいはそうである。ローンに追われる欲望の奴隷。自転車と同じで、走るのを止めた途端に倒れてしまう。・・・ところが最近、気が付けば実際にものを考えなくなっていた。


07/09/22 

 新聞広告を見て9月22に発行された、細井勝著『遭難者を救助せよ』PHP研究所出版を注文した。富山県警山岳警備隊隊員へのインタビューを中心にまとめられたという。大手の書店には早くから並んでいたのであろう。本に有る出版日というのは非常に疑問だ。


07/09/21 『ドラム缶のある風景』

 佐伯邦夫氏から写真集『ドラム缶のある風景』桂書房発行が届いた。なかなか味のある写真集だ。考えさせる内容となっている。受け取り方はさまざまであろうが我々中高年にとっては切実な問題提起となっている。これを見て何も感じない人は余程の「おめでた」であろう。

 難をいえば、雪景色がいずれもドンヨリとした北陸のぶ厚い雲の下で撮影され、ハイライトが冴えないことである。・・・しかし、これも作者の意図する所であろう・・・。何日も何日も降り続く北陸のドカ雪を知らない者にとっては理解できない境地かもしれない。

佐伯邦夫著『ドラム缶のある風景』桂書房発行

07/09/15 フレイノ(freino)

 新しい多目的のカラビナ(freino)を買った。懸垂下降のバックアップを取ったり制動を掛けるのに便利なように開発されたらしい。新しいものにはすぐに飛び付くのが悪い癖だ。・・・まだ実戦では使っていない。他にもいろいろ利用価値はありそうだ。ハーネスにセットしたカラビナの安全環をいちいち操作しなくて済むのも大きなメリットで、便利なだけでなく安全性も保てる。

 ただし、フレイノのワイヤーゲート部分(ブレーキングスパー)に他の金属製の器具を直接セットするのは注意が必要だ。(プルージックなら問題ない) カラビナとカラビナを直接・クサリ状に連結した場合に、ちょっとした捻れ(ネジレ)で簡単にカラビナが外れてしまう現象があるからである。それはカラビナと他の器具との間でもいえることではあるが・・・。懐(フトコロ)が狭いわりにワイヤー部分が広いのも気に掛かる。

 したがって、背中のブレーキングスパーといわれる部分に直接エイト環やATC・ルベルソなどをセットし体重を掛けるような使用方法は避けるべきだろう。ブレーキングスパー部分でロープを折り返し片手でグリップすれば、もう一方の手がいつでもフリーになり、ロープの絡まりをほぐしたりちょっとした作業をするには好都合だ。

 ※商品説明では「グリグリやエイト環などを使ってシングルロープで使用」と説明があるが、ダブルロープにも使用可能だ。

ネジレに要注意 横ミゾの効果?

07/09/02 ATCガイド

 懸垂下降を「ATCガイド」を利用して行う場合、通常の1or2の使用方法で制動力の調整は可能であるが、ルベルソと同様に3or4も可能である。4の組合せでは制動力が強過ぎて体重の軽い人はロープを手で送り込んでやる必要がある。空中懸垂や荷物が非常に重い場合には有効だろう。ただし使用するカラビナの大きさにもよる。この方法では器具「ATCガイド」をいちいち安全環付カラビナから外すことなくそのままロープをセットできて落とす心配がないというメリットがある。

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07/09/01 『セルフレスキュー』

 渡辺輝男著『セルフレスキュー』山と渓谷社発行。著者自身がモデルとなった写真が多数掲載され、カラーのイラストや表を多用し、限られた紙面を最大限利用して分かりやすい内容・表現となっている。懸垂下降でロープを連結した際の結び目の通過方法も紹介されており非常に実戦的な内容で、山岳レスキューのあらかたの事案が網羅されている。しいて難点を挙げるならば最も基本的なセルフビレイの説明が少ないことであろうか?

 ・・・実は、それ以前にこのように救助されたり・したりするような立場に陥らないための事前の方策のほうがより大切ではあるが、山登りをする人間にとっては知らずに済まされない技術であり、これを座右に置けばいつでも即応可能となるだろう。

渡辺輝男著『セルフレスキュー』山と渓谷社発行

07/09/01 『山のミステリー』

 工藤隆雄著『山のミステリー』東京新聞出版局。題名から想像するように非常にミステリアスな話が多数収録されている。しかしながら単なるフィクションやオカルト・御伽噺のたぐいではない。どれも山小屋関係者などが現実に体験した摩訶不思議な現象ばかりである。いずれ科学的にその仕組みが解明される日がやってくるだろう。

 特に、捜索隊が数ヶ月かけても見付けられなかった遭難者を家族がいともたやすく発見する話は私も経験済みである。霊が引き寄せたとしか思えない。世間にはザラにある話のようだ。犬が超音波や微かな臭いに反応するように何かがあるのかもしれない。

工藤隆雄著『山のミステリー』東京新聞出版局発行

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