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まさに特典フェスティバル! エロゲーを超えたか? したたかすぎるバンナムの特典戦略 『アイドルマスターSP』
『アイドルマスターSP』の特典がすごいことになっています。
ショップオリジナルの予約特典、3本セット特典が非常に多く、まとめページができるほど。
アイドルマスターSP オリジナル予約特典まとめ
ポーチ、タペストリー、卓上カレンダー、トランプ、テレカ、図書カード、湯のみ、クリアファイル、特大プロマイド。ショップごとの特典が異なるのは、エロゲーでは珍しくありませんが、コンシューマーゲームでここまで多彩な展開を見せるのは、おそらく初めてでは?
Q.えーと、とりあえず、特典がぜ〜〜〜んぶ欲しいのだけど、特典でユーザーを引きつけ、それが話題性を拡大していく、見事な成功パターンです。さすがバンナム、恐ろしい子・・・・。
何本くらい買えばいいのかしら?ニヒヒッ!
A.桃太郎王国が3本セットでの特典になるのかが
わかりませんけど、もし3本でのセットだと仮定すると、43本です。
初回特典も、「スクールウェア」無料ダウンロードプロダクトコード。
PSPでのDLC配信で、Xbox360以上に稼ごうとする欲望がみなぎっています。
PSPの普及台数はXbox360より多く、初期型でもファームウェアアップデートでPS Storeに対応可能。
Xbox360以上にDLC商法が盛り上がるポテンシャルを秘めています。
DLCに慣れていないPSPユーザーを慣れさせるため、無料DLCを同梱するあたり、バンダイナムコのしたたかな戦略を感じますね。
また、新たな特典として、カードゲーム用の先行限定カードが付属するようです。
これもまた、ゲームを売りつけるための「特典」にとどまらず、その先にある「商売」に慣れさせるためのエサですね。ゲームを売りさばくために、ゲームと無関係なフィギュアを付ける事例があれば、追加コンテンツを付属させ、さらにカードゲームへの布石を打つ事例もある。その差は歴然です。
例えば、角川はWii向けの『涼宮ハルヒの激動』において、予約状況が芳しくないのか、追加特典を投入しました。ファンの望まないようなゲーム内容にした挙句、フィギュアや声優のDVDでユーザーを釣ろうとする安っぽい方法。
バンダイナムコの先を見通した特典戦略と比べると、いかにも前時代的。
アニメとのメディアミックスでは成功をおさめた角川も、ゲームにおいては輝きを失いますね。
そういえば、バンダイナムコは『とらドラ・ポータブル』をPSPで発売しますね。
特典は「ねんどろいどぷち逢坂大河スクール水着ver.」。『涼宮ハルヒの約束』のチームが開発しているのも一因でしょうが、PSPを選択したのはさすがの選択眼。
ビジネスモデルそのものは古いのが残念ですが、まあアイマスと違い、DLC商売がうまくいくかどうかは未知数ですからね。『アイマスSP』が凄すぎるのでしょう。
コメント
>声優のDVD
アマゾンの商品説明によると、DVDじゃなくてWiiディスクみたいです。
>【涼宮ハルヒの激動】超DXパックに、特典を緊急追加!
>その名も、
>「平野 綾 Premium ムービーディスク from 涼宮ハルヒの激動」
>内容は、『平野 綾』さんが登場する【激動】のTV-CM2本、店頭用
>プロモーションVTR、そしてCM収録時の模様を撮影したメイキング映像1本を1枚
>のWiiディスクに収めた映像集となっています。
正直、意味がわかりません。
『特典Wiiディスク』じゃなくて、そこは『特典DVD』にしとかないと、声優目的で釣れるオタクの人数が減ってしまうと思うのですが(笑)
「Wii本体持ってないけど、しゃーねえ、ソフトだけ買ってやるか」ってのは、「DVD」じゃないと成り立たないと思うんだけどなあ……。
もしかして、「釣り」の意味自体を感覚で理解出来てない?
「DVDじゃなくてWiiディスクだった!→じゃあ特典映像見たさに、Wii本体ごとホイホイ買うぜ!」ってのが、角川が描くオタク像……?
そんなオタクはいない、とは言いませんが、『特典DVD』に比べて割合は減ると思いますよ、角川さん。
まあ、そもそも釣るなよ、っていう話ですけどね。
アマゾンの商品説明によると、DVDじゃなくてWiiディスクみたいです。
>【涼宮ハルヒの激動】超DXパックに、特典を緊急追加!
>その名も、
>「平野 綾 Premium ムービーディスク from 涼宮ハルヒの激動」
>内容は、『平野 綾』さんが登場する【激動】のTV-CM2本、店頭用
>プロモーションVTR、そしてCM収録時の模様を撮影したメイキング映像1本を1枚
>のWiiディスクに収めた映像集となっています。
正直、意味がわかりません。
『特典Wiiディスク』じゃなくて、そこは『特典DVD』にしとかないと、声優目的で釣れるオタクの人数が減ってしまうと思うのですが(笑)
「Wii本体持ってないけど、しゃーねえ、ソフトだけ買ってやるか」ってのは、「DVD」じゃないと成り立たないと思うんだけどなあ……。
もしかして、「釣り」の意味自体を感覚で理解出来てない?
「DVDじゃなくてWiiディスクだった!→じゃあ特典映像見たさに、Wii本体ごとホイホイ買うぜ!」ってのが、角川が描くオタク像……?
そんなオタクはいない、とは言いませんが、『特典DVD』に比べて割合は減ると思いますよ、角川さん。
まあ、そもそも釣るなよ、っていう話ですけどね。
>唯一 さん
> どの企業もアイマスとPSPの組み合わせはベストマッチだと思っている
そうでしょうね。
まー、ネットの一部においては、PSP版が発表された当初、「PSP版は小遣い稼ぎか、ユーザーをDLC商法のXbox360へ誘導するための施策」などという妄想を語る人もいましたが(笑
現実にはPS StoreがPSPでも開始され、DLC商法が可能になり、満を持しての『アイマス』の登場。Xbox360のユーザーをPSPに誘導する展開となりました。追加コンテンツの販売は、PS系でも本格的に盛り上がってきましたね。
PSP、PS3、Xbox360はゲーマーが集まってきたうえ、ストレージ容量が豊富なため、オタク向け、ゲーマー向けのハードとしてますます磨きが掛かってきました。Wiiのようにストレージ容量の小さなハードは、そういった商売がしにくいわけで、やはりカジュアルユーザー向けのプラットフォームなのでしょうね。
>ゆとり世代 さん
WiiではDVD再生ができないから、気を利かせたつもりなのかもしれませんね。
ハルヒのゲームを買うような層なら、DVDレコーダー、PS2、PC、いずれにしてもDVD再生環境ぐらい持ってると思うんですが・・・・。
ゲームソフトの前評判が悪いからといって、慌てて特典を追加しているぐらいですから、オタクの心情をまともに汲み取れていないのでしょうね。そんな人達だから、棒ふりハルヒなんて、訳のわからないゲーム内容にしてしまったのでしょうけど。失笑の極み。
> どの企業もアイマスとPSPの組み合わせはベストマッチだと思っている
そうでしょうね。
まー、ネットの一部においては、PSP版が発表された当初、「PSP版は小遣い稼ぎか、ユーザーをDLC商法のXbox360へ誘導するための施策」などという妄想を語る人もいましたが(笑
現実にはPS StoreがPSPでも開始され、DLC商法が可能になり、満を持しての『アイマス』の登場。Xbox360のユーザーをPSPに誘導する展開となりました。追加コンテンツの販売は、PS系でも本格的に盛り上がってきましたね。
PSP、PS3、Xbox360はゲーマーが集まってきたうえ、ストレージ容量が豊富なため、オタク向け、ゲーマー向けのハードとしてますます磨きが掛かってきました。Wiiのようにストレージ容量の小さなハードは、そういった商売がしにくいわけで、やはりカジュアルユーザー向けのプラットフォームなのでしょうね。
>ゆとり世代 さん
WiiではDVD再生ができないから、気を利かせたつもりなのかもしれませんね。
ハルヒのゲームを買うような層なら、DVDレコーダー、PS2、PC、いずれにしてもDVD再生環境ぐらい持ってると思うんですが・・・・。
ゲームソフトの前評判が悪いからといって、慌てて特典を追加しているぐらいですから、オタクの心情をまともに汲み取れていないのでしょうね。そんな人達だから、棒ふりハルヒなんて、訳のわからないゲーム内容にしてしまったのでしょうけど。失笑の極み。
やり方の是非はおいといて・・・
皆さんあれこれ意見はあろうと思いますが、俺なんかはなぜ「アイマス」がここまで熱狂的に支持されるのか、他のギャルゲーと何が違うのかさっぱりわからないのですが。
絵が上手い訳じゃないよね、誰でも描けそうと言ったら怒られるかもしれないけど。
絵が上手い訳じゃないよね、誰でも描けそうと言ったら怒られるかもしれないけど。
>A助様@お兄やん さん
そこまでアイマスが好きなわけではないので、「ファンの愛情語り」はできませんが、世代的にはファミコン世代が中心でしょうね。80年代〜90年代前半、アイドルという言葉がまだ「生きて」いた頃に10代だった人達です。
ファン層にしても、1枚岩ではなく、アイマス派とニコマス派に分かれていますし、アイマス派にしても、アーケード時代からのファン、Xbox360時代からのファン、声優オタの3種類で成り立っています。
アイマス人気を支えている中核の1つは声優オタで、アイドルというテーマ自体に魅力を感じたのでしょうし、人気声優ばかりではなかった事(アイマスで有名になった人も)で、リアルの声優(アイドル)とゲームのバーチャルなアイドルの両方を「追っかけ」「応援、育成」できたことが、これまでにない楽しさにつながったのでしょうね。
絵として優れているかどうかではなく、キャラが「生きて」いるかどうかが大切なのだと思いますよ。
>絵が上手い訳じゃないよね
最近は、絵が上手くない作品がネットでは人気になりやすいですよね。「ひぐらし」や「東方」も絵は全然うまくない。下手な方がいいという訳ではないんだけど、うーん、みんながいじる「隙」があるというか。
もっとも、アイマス世代は、まだ絵の上手さに対しては、一定のものを求める傾向が感じられて、360のポリゴンモデルはかなりハイクオリティで、そのためにXbox360のゲームモデルがいわば「ご本尊」となり、初音ミクや東方ほど、3Dモデルやイラストを自分で描いている人はいません。
アイマスは大好き。ひぐらし、初音ミクはまだついていけるけど、東方はついていけない、人気の理由がわからない、という30代オタは結構いますね。A助さんから見れば、どれも同じに見えるし、ついていけないのでしょうけど。
しかし「東方」人気に比べれば、まだ言葉で説明しやすいですね。
そこまでアイマスが好きなわけではないので、「ファンの愛情語り」はできませんが、世代的にはファミコン世代が中心でしょうね。80年代〜90年代前半、アイドルという言葉がまだ「生きて」いた頃に10代だった人達です。
ファン層にしても、1枚岩ではなく、アイマス派とニコマス派に分かれていますし、アイマス派にしても、アーケード時代からのファン、Xbox360時代からのファン、声優オタの3種類で成り立っています。
アイマス人気を支えている中核の1つは声優オタで、アイドルというテーマ自体に魅力を感じたのでしょうし、人気声優ばかりではなかった事(アイマスで有名になった人も)で、リアルの声優(アイドル)とゲームのバーチャルなアイドルの両方を「追っかけ」「応援、育成」できたことが、これまでにない楽しさにつながったのでしょうね。
絵として優れているかどうかではなく、キャラが「生きて」いるかどうかが大切なのだと思いますよ。
>絵が上手い訳じゃないよね
最近は、絵が上手くない作品がネットでは人気になりやすいですよね。「ひぐらし」や「東方」も絵は全然うまくない。下手な方がいいという訳ではないんだけど、うーん、みんながいじる「隙」があるというか。
もっとも、アイマス世代は、まだ絵の上手さに対しては、一定のものを求める傾向が感じられて、360のポリゴンモデルはかなりハイクオリティで、そのためにXbox360のゲームモデルがいわば「ご本尊」となり、初音ミクや東方ほど、3Dモデルやイラストを自分で描いている人はいません。
アイマスは大好き。ひぐらし、初音ミクはまだついていけるけど、東方はついていけない、人気の理由がわからない、という30代オタは結構いますね。A助さんから見れば、どれも同じに見えるし、ついていけないのでしょうけど。
しかし「東方」人気に比べれば、まだ言葉で説明しやすいですね。
最近に限らず
ときめきメモリアルだって当時としても絵のクオリティ自体は高いものではないでしたよね
ギャルゲーのヒット要因って私もよく分からないのですが、必ずしもキャラデザだけではないですよね。
ゲームシステムだけでもないですし…、
世界観(ファンタジーとかそういう壮大なものじゃなくてアイドルの世界、学園の世界とかも含む)とキャラクターと、
それらを活かすゲームシステム全部がバランスよいことが固定ファンが定着するための要因なのでしょうか?
>「DVDじゃなくてWiiディスクだった!→じゃあ特典映像見たさに、Wii本体ごとホイホイ買うぜ!」ってのが、角川が描くオタク像……?
これで思い出したのですが同類の目的で買ったPC-FXが実家にあります。
私はダメなオタクのほうなので、ゲーム業界のためには買うべきでないソフトにおいても
買ってしまうのだよなあ。他人にはお勧めできない生き様です。
ギャルゲーのヒット要因って私もよく分からないのですが、必ずしもキャラデザだけではないですよね。
ゲームシステムだけでもないですし…、
世界観(ファンタジーとかそういう壮大なものじゃなくてアイドルの世界、学園の世界とかも含む)とキャラクターと、
それらを活かすゲームシステム全部がバランスよいことが固定ファンが定着するための要因なのでしょうか?
>「DVDじゃなくてWiiディスクだった!→じゃあ特典映像見たさに、Wii本体ごとホイホイ買うぜ!」ってのが、角川が描くオタク像……?
これで思い出したのですが同類の目的で買ったPC-FXが実家にあります。
私はダメなオタクのほうなので、ゲーム業界のためには買うべきでないソフトにおいても
買ってしまうのだよなあ。他人にはお勧めできない生き様です。
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えーと僕の店の特典は・・・(リスト確認中)・・・よし、他の店で買おう。(ちょ
これだけの特典を用意するとは、各企業の期待感の大きさを感じます。どの企業もアイマスとPSPの組み合わせはベストマッチだと思っているということの証明ですね。
>ソフトを売りつけるための「特典」ではなく、次の布石のための「特典」
なるほど、と思いました。
特典って「買ったらついてくるオマケ」的な物と考えがちだったんですが、その特典を使ってさらなる利益を追求する。うまいですね。同じ費用をかけるならそういう使い方のほうが効果的。
DLCを売りにするなら、今回のような手を他のメーカーも見習っていいと思います。早くからDLCに積極的だったバンナムならではといった印象。(他のゲームの特典でプロダクトコードはいくつか見たことありますが、とても有効活用しているようには見えませんでした)
あとアイマスでは、プレイステーションストア初の試みとしてゲームを立ち上げたまま簡単にDLCが利用できるようになっている、ということで、これはありがたいですね。
いちいち起動したり、終了したりだと面倒ですし、こういう手軽な操作であれば、DLCへ抵抗を感じる人にも受け入れられやすいように思います。
準備は万端、あとは駆け抜けるだけ。そんな勢いを感じます。