日本郵政が、保養・宿泊施設の「かんぽの宿」(71施設)をオリックスに一括譲渡する方向で最終調整していることが25日、明らかになった。譲渡額は数百億円とみられ、従業員の雇用は維持される見通し。
「かんぽの宿」は2012年9月までに譲渡・廃止することが法律で決まっており、日本郵政は今年4月に譲渡先の公募をスタートさせた。当初は海外の投資ファンドなども買収に関心を見せたが、譲渡価格をめぐる交渉が難航していた。
オリックスは「かんぽの宿」買収で、グループのオリックス不動産が国内で運営するホテル事業の拡充を図る。
コンサート会場などが併設されている東京都品川区の「ゆうぽうと」は、一括譲渡の対象外になっている。
毎日新聞 2008年12月26日 東京朝刊