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文書番号: 222471 - 最終更新日: 2004年11月17日 - リビジョン: 4.0

Windows 2000 システム ファイル チェッカー (Sfc.exe) について

この記事は、以前は次の ID で公開されていました: JP222471
Microsoft Windows XP および Windows Server 2003 については、次の資料を参照してください。 310747  (http://support.microsoft.com/kb/310747/ )

目次

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概要

この資料では、Windows ファイル保護 (WFP) 機能で使用されるシステム ファイル チェッカー ツール (Sfc.exe) について説明します。

詳細

システム ファイル チェッカー ツールを使用すると、管理者は保護されたすべてのファイルを調査して、それらのバージョンを確認することができます。また、システム ファイル チェッカー ツールで、%SystemRoot%\System32\Dllcache フォルダをチェックし、内容を復元することもできます。Dllcache フォルダが破損している場合や使用できない場合、sfc /scanonce コマンドまたは sfc /scanboot コマンドを使用して、フォルダの内容を修復できます。

システム ファイル チェッカー ツールの構文

  • /scannow コマンドを使用すると、保護されたシステム ファイルがすべて調査され、誤ったバージョンがマイクロソフトの正しいバージョンに置き換えられます。また、このコマンドにより、DLLCache フォルダに最新バージョンの保護されたファイルが保存されます。このコマンドを実行するには、Windows インストール ソース ファイルおよびインストール済みの Service Pack ファイルへのアクセスが必要です。通常、スキャン操作中に、これらのファイルの場所を指定します。
  • /scanonce コマンドを使用すると、すべての保護されたシステム ファイルが一度調査されます。このコマンドを実行するには、Windows インストール ソース ファイルへのアクセスが必要です。
  • /scanboot コマンドを使用すると、コンピュータを起動するたびに、保護されたすべてのシステム ファイルが調査されます。このコマンドを実行するには、Windows インストール ソース ファイルへのアクセスが必要です。
  • /cancel コマンドを使用すると、保護されたシステム ファイルの保留中の調査がすべてキャンセルされます。
  • /enable コマンドを使用すると、通常の処理用に WFP が有効になります。
  • /purgecache コマンドを使用すると、ファイル キャッシュが削除され、その直後に、保護されたすべてのシステム ファイルが調査されます。このコマンドを実行するには、Windows インストール ソース ファイルへのアクセスが必要です。このコマンドは、/cachesize=x コマンドの実行後に必要です。
  • /cachesize=x コマンドを使用すると、ファイル キャッシュ サイズが MB 単位で設定されます。このコマンドを実行するには、再起動後、/purgecache コマンドを実行してディスク上のキャッシュのサイズを調整する必要があります。
  • /quiet コマンドを使用すると、ユーザーへの確認なしで、すべての誤ったファイルのバーションが置き換えられます。
WFP 機能の詳細を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
222193  (http://support.microsoft.com/kb/222193/ ) Windows ファイル保護機能について

関連情報

この資料は米国 Microsoft Corporation から提供されている Knowledge Base の Article ID 222471  (http://support.microsoft.com/kb/222471/EN-US/ ) (最終更新日 2003-05-14) を基に作成したものです。

この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft Windows 2000 Advanced Server
  • Microsoft Windows 2000 Datacenter Server
  • Microsoft Windows 2000 Professional
  • Microsoft Windows 2000 Server
キーワード: 
kbinfo KB222471
"Microsoft Knowledge Baseに含まれている情報は、いかなる保証もない現状ベースで提供されるものです。Microsoft Corporation及びその関連会社は、市場性および特定の目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にも、一切の保証をいたしません。さらに、Microsoft Corporation及びその関連会社は、本文書に含まれている情報の使用及び使用結果につき、正確性、真実性等、いかなる表明・保証も行ないません。Microsoft Corporation、その関連会社及びこれらの権限ある代理人による口頭または書面による一切の情報提供またはアドバイスは、保証を意味するものではなく、かつ上記免責条項の範囲を狭めるものではありません。Microsoft Corporation、その関連会社 及びこれらの者の供給者は、直接的、間接的、偶発的、結果的損害、逸失利益、懲罰的損害、または特別損害を含む全ての損害に対して、状況のいかんを問わず一切責任を負いません。(Microsoft Corporation、その関連会社 またはこれらの者の供給者がかかる損害の発生可能性を了知している場合を含みます。) 結果的損害または偶発的損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。なお、本文書においては、文書の体裁上の都合により製品名の表記において商標登録表示、その他の商標表示を省略している場合がありますので、予めご了解ください。"

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