2009年01月09日

今の経済人

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かつての本田宗一郎は「社長なんて偉くもなんともない」と言い、
フォードは貧しい人が車が乗れるような社会をめざし、松下幸之助は
私財をなげうって会社の枠を越えて世のためになる人材を育てるべく
政経塾を作った。

今の経済人は「貧しくても餓死する者はいない」だの
「過労死は自己責任」だの「マスコミが厚労省を叩くならスポンサーを引こうか」
などトンデモないことを言う奴がいっぱいいますね。
もちろん昔もアホは沢山いたと思いますが
高額所得者は昔のほうが税金を沢山とられてたのに
歴史に残る経済人がたくさん育った。

アダムスミスも「市場」は倫理の土台がないと間違った方向に行くような
ことを言ってます。今のままでは資本主義も長くは続かないでしょうな。

(帰ってきた日リベ同好会)
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2009年01月07日

朝日新聞

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朝日新聞がサヨクだのなんだのと言ってるネットのゴロツキどもが
いるけど、私としてはもっともっと左傾化するべきだと思う。
最近の朝日は権力やネットのゴロツキに遠慮しすぎなのではないだろうか。

新聞全体の売上が落ちてるのは、庶民の所得が下がっているのに
ネットやら携帯やらで一人あたま1万円以上固定費をかけなければならないのが
庶民の懐事情の現状で新聞代まで払ってられないというのが大きな原因。

新聞の購読数を上げるには、庶民の所得、労働者の年収を上げることがまず大事
になってくるわけだ。朝日なんかは率先して「労働新聞」カラーを強めて
左傾化すればいい。労働者が豊かになる論調が盛り上がれば、世の中も変わる。

ここ10年ほど日本のマスコミまでもが投資家、資本家に媚びすぎた結果
米国金融帝国主義の侵略にあって、今の”逆転”大不況の素地を作ったわけで
本当は所得を分配して内需を拡大するほうが長い目でみればよかったんです。

スポンサーは一時的には不満だろうけどこういう論調でいけば世の中を社民主義に
かえることができると思うし、内需が拡大して企業にとっても最終的には
プラスなんです。
そもそも、朝日が左派新聞として強かったころ、権力をガンガン批判していたころの
ほうが存在感も売上も良かったわけだから、思い切ってラディカルなスタンスに
戻るべきなんですよ。

(帰ってきた日リベ同好会)