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井上康生さん、2年間の英国留学へ「情熱を指導者人生に」(読売新聞)

 現役を引退したシドニー五輪柔道100キロ級金メダリストの井上康生さん(30)(綜合警備保障)が、今月半ばから英国へ留学する。

 国際舞台でも活躍できる指導者を目指し、2年間研修を積む予定で、「将来、日本のスポーツ界のために尽力できるように、ひと回りもふた回りも成長して帰ってきたい」と張り切っている。

 井上さんは東海大体育学部を卒業後、同大大学院に通っていたころから、「海外でも勉強したい思いがあった」という。北京五輪を現役最後の目標に定めるとともに、約1年前から準備。日本オリンピック委員会のスポーツ指導者海外研修事業に応募し、アテネ五輪新体操代表の村田由香里さん(27)らとともに、派遣が認められた。

 昨年11月には1週間、最初に住む予定のスコットランドを訪れ、住まいなどを決めた。語学学校は、あえて日本人がいない所を選んだ。「完全に習得するために、甘えのない環境にした」と話し、数か月間は英語漬けの日々を送る決意だ。

 週末は地元のクラブチームで柔道を教え、現地の柔道協会の指導者らと交流を深める。また2016年東京五輪招致活動に協力していることもあり、12年ロンドン五輪の準備状況を視察し、組織委員会の関係者との人脈作りの機会も見つけたいと意欲的だ。

 井上さんは「これまで選手として持っていた情熱を、これからの指導者人生に費やしたい。英国での生活が、今から楽しみです」と、新たな旅立ちを心待ちにしている。(清水裕)

[読売新聞:2009/01/06 11:06]

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