<サッカーW杯>日本のメーカー作製のボールが公式球に使用
【ボン篠原成行】日本のボール製造メーカー「モルテン」(広島市)が作ったサッカーボールが、ドイツ大会で公式球として使用される。空気抵抗を一定にするために糸を使わない製造方法を開発し、W杯にボールを提供するアディダス(本社・ドイツ)に採用された。日本の技術が大舞台を演出する。
「サーマルボンディング(熱接合)」と呼ばれる独自の製法で作られた。これまではボールを五角形と六角形の32枚のパーツに分けて糸で縫い合わせていたが、パーツをプロペラ形の14枚に減らし、特殊な接着剤を熱で溶かして張り合わせることに成功した。
この製法により、形がより球体に近づき、ボールコントロールに支障が出る空気抵抗のむらが少なくなった。また、手作業に頼っていた製造工程が機械化されたことで個体差がほとんどなくなり、試合途中でボールが変わってもプレーに影響が出なくなったという。
こうした特性に着目したアディダスがモ社と契約し、W杯への提供を決めた。アディダス本社広報部のアンネ・プッツさんは「最高のボールが出来た。完全に接合されているので雨天でも内部に水が入らず、同じ条件でキックできる」と自信を見せる。
ドイツでも、このボールに注目が集まっている。ボン市内のスポーツ店「インタースポーツ」では、普通の4倍以上の110ユーロ(約1万5000円)という定価にもかかわらず、ここ2~3週間で20~30個売れた。店員のベルント・ダニエルスさん(45)は「日本のボールということはサッカー好きの間では有名。開幕すればもっと売れる」と見込む。モ社は「全世界の人々が自社のボールを目で追うと思うと、感激だ。スーパープレーの手助けになれば」と話している。 (毎日新聞) - 6月2日19時9分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060602-00000083-mai-soci
日本の技術が,さりげなく世界に貢献しています。
これをK国の選手に教えれば,ファビョーンして完敗でしょうねwww