動物愛護団体ARK-ANGELS 代表ブログ「ずばり一言!」

大阪府の愚行の再確認



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千葉ジャネット村ブルセラ事件

2008年10月、千葉県浦安市のペットショップ、ジャネット村の犬の一部に犬ブルセラ症感染があったと発表がありました。

ご存知のように犬ブルセラ症はほかのブルセラ症と比べ非常に軽微で感染もし難く、しかも日本の犬の2−5%が既にキャリアであるという常在菌です。感染のほとんどが交尾によるとされることから、感染防止策として不妊去勢手術を施し陰性化させることが最も有効な治療であるということが獣医学、人畜共通感染症学会でも常識とされています。(またたび獣医師団ブログより抜粋)

しかしながら大阪府は2007年4月28日、大阪府和泉市のブリーダー崩壊におけるブルセラ症感染犬事件において263頭の内、119頭を注射で殺処分しました。その他の2頭も注射で殺し、31頭は抗生物質の過剰投与にて死なせ、1頭は職員の管理ミスにより溺死させたものでした。
ブルセラ症が原因で死んだ犬は1匹もいません。
総数153頭もの尊い命が大阪府の愚行により殺されたのでした。

この事件は当時、アーク・エンジェルズとまたたび獣医師団により全頭保護し治療して終生飼養すると申し入れし、話し合いの最中での出来事でした。処分禁止の仮処分申請中にも関わらず、民意を無視しての愚かな行為でした。

理由は公衆衛生上の観点からとの事でしたが、今、同様の事件が千葉県で発生し犬の所有者荒木氏が行政に引渡しを拒み、私たちを信じて相談をし、大阪府の愚行と同じ過ちを防ぐ為に三者会談(アーク・エンジェルズ、またたび獣医師団、ジャネット村荒木代表)を持ち、尊い命が救われたのでした。行政の指示に従って引き渡していれば大阪府の二の舞になるところだったのです。
あの時、大阪府ブルセラ症の犬たちも私たちアーク・エンジェルズとまたたび獣医師団に渡ってさえいれば助かった命なのに。
今更ながらに、悔しい思いです。

命を助ける事に本気で努力さえしていれば救えた。
道徳観の違いです。

殺処分を断行した張本人は
大阪府だけでなく、救援本部構成団体:社団法人日本動物福祉協会 ・社団法人日本愛玩動物協会・社団法人大阪府獣医師会・社団法人大阪市獣医師会 です。


彼等の責任は重大です。

彼等の言い訳コメントを頂きたいものだ。


事件は三者会談後、
適切な治療と不妊手術により、すべての犬たちが陰性化し、東京都獣医師会人獣共通感染症対策審議会委員 神奈川県動物由来感染症対策委員会委員 人と動物の共通感染症研究会 役員を務める獣医師らにより、昨年末、ジャネット村全犬の安全宣言がなされました。

今回のケーススタディによりブルセラ陽性犬は適切な処置により100%陰性化し、安全に人と共生できることが専門家により証明されました。
同時に大阪ブルセラ事件の際、まるでパンデミックが起こるかのように騒ぎたて、殺処分を推進した自称、殺処分請負を営業とする獣医師を名乗る匿名の人物や、致死量の数倍にわたるリファンビシン(抗生物質)をあたえ死に至らしめた太田府知事(当時)大阪府職員らは、自らの都合や殺処分の言い訳のため非科学的、非論理的、非人道的な違法行動が、153頭の死ぬ必要のない命を奪ったということが証明されました。(またたび獣医師団ブログより抜粋)

詳しくは
またたび獣医師団ブログ
http://blog.livedoor.jp/matatabivets/ でも情報が公開されています。


ジャネット村ブルセラ事件がマスコミで報道されていた当時、私と「またたび獣医師団」代表 佐上氏とは秘密裏に行動しており、二度と大阪府の過ちを繰り返さない為に奔走しておりました。
情報漏えいが救える命も救えなくなると判断し、情報の公開を控えておりました。
ブルセラ症が陰性化し安全宣言が出た今、ご報告致します。

今後、他の都市にてブルセラ症が発生しても、今回のような措置をとれば殺すことなく助かるのだと言うことが証明されました。
大阪府のように安易な命の軽視を、殺す行為を、二度とさせてはいけない。

当時、アーク・エンジェルズ滋賀シェルターに大阪府のブルセラ症感染犬が大量に運び込まれると、大騒ぎになった事があったが、今回の事件では、はっきりと問題がないと証明されたのだ。
私たちの判断が正しかったことの証でもある。

やっと証明された。

無残にも153頭の小さな命を奪われてしまった無念さが、二年近く経った今、腹の底から怒りと涙がこみ上げてくる。


ご協力をお願い致します。
緊急!!福岡レスキュー援助金募集のお願い

レスキュー基金



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