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最新ニュースインデックス

[2009年1月9日(金)の KCT TVニュースから]

指標を満たさず受水槽設置 倉敷市水道局が陳謝(倉敷市)

倉敷市玉島長尾の宅地の受水槽が取り扱い指標を満たさないまま設置された問題で、倉敷市水道局はきょう記者会見を開き、市民を心配させたと陳謝しました。
記者会見に臨んだ高橋昌巳水道事業管理者は「混乱を招き、心配をかけて申し訳ない」と陳謝。設置された受水槽を含む一連の水道設備の給水に支障がないことを強調しました。この受水槽の設置を巡っては配水池と受水槽の高低差を15メートル確保するという倉敷市が定めた取り扱い条件を満たさないにも関わらず設置が許可され、工事に至るまでのプロセスに不透明な部分があるとして倉敷市議会文教委員会で問題になっていました。文教委員会での聞き取り調査では背後に市議会議員の圧力があったとの疑惑も持ち上がっており、百条委員会の設置も含め今月25日の市議選後の新委員会に申し送りがなされています。倉敷市水道局の説明では15メートルの高低差はあくまで取り扱い指標で、違法性はないとしており今年度中に曖昧だった指標や設置基準を見直す考えです。

倉敷音楽祭「地域間文化交流」テーマにリニューアル(倉敷市)

倉敷市は、クラシックを中心に毎年春開いてきたこれまでの「倉敷音楽祭」を一新し、地域間の文化交流をコンセプトにした新しいカタチの「音楽祭」に衣替えすることを発表しました。
23回目を数える今年の「倉敷音楽祭」から、日本各地の特色ある音楽や芸能文化を市民に紹介しながら交流イベントを行う新しいカタチが導入されます。今回の交流地域は、琉球民謡やエイサーなど本土とは異なる芸能文化が息づいている「沖縄県」とし、コンサートホールで行われる五つの有料公演と、市民や観光客が気軽に参加できる自由参加型イベントで構成されています。特に注目される公演は、琉球古典音楽劇「組踊」を地元沖縄の中・高校生が演じる沖縄版ミュージカル『肝高の阿麻和利』で、岡山県では、初めての上演となります。また、音楽祭のメーンとなる3月20日から22日までの自由参加型のイベントでは、芸文館や美観地区などで従来の市民参加ステージや沖縄の唄と三線のライブ演奏が繰り広げられるほか沖縄の特産品販売や、エイサーなどの体験コーナーが設けられることになっています。キャッチフレーズも「出会い響き合い華咲く音楽の祭典」と変わる第23回倉敷音楽祭は、3月15日から22日までです。なお、これまでのオープニングセレモニーに代わって3月20日に倉敷と沖縄、双方の音楽参加者による交歓セレモニーが行われることになっています。

児島、総社 地元経済界今年の抱負A

児島商工会議所の新年互礼会が5日、倉敷市内のホテルで開かれました。
互礼会には児島地区の企業関係者をはじめ倉敷市の伊東香織市長や岡山県議会議員などおよそ130人が出席しました。冒頭の挨拶に立った児島商工会議所の高田幸雄会頭は「不況の時だからこそ、大きな視点で物事をとらえ、着実に進んでいきましょう」と話しました。出席した人たちは「今年もよろしくお願いします」などと新年の挨拶を交わしあっていました。一方、総社市では4日、ロータリークラブやライオンズクラブ、国際ソロプチミストなど市内7つの団体が合同で新年互礼会を開きました。片岡聡一総社市長は挨拶の中で「みんなで力をあわせてこの不景気を乗り切っていきましょう」と官民が連携して景気対策に取り組んでいくよう協力を呼びかけました。会に出席した人たちも先行き不透明な景気動向の中、新たな一年の決意を固めていました。総社市ではこれから厳しさが増すと見ており、今月13日には2回目の景気対策緊急会議を開催し、具体的な支援策を打ち出す予定にしています。また、2月には6年ぶりに吉備路マラソンが復活。多くのランナーを吉備路に迎えるなど、新年早々から慌しくなりそうです。新年互礼会にはおよそ180人が出席し、新年の挨拶を交わしていました。

JFE西日本野球部が必勝祈願(倉敷市)

2004年以来の全国制覇を目指す社会人野球のJFE西日本が、地元の神社で必勝祈願を行いました。
倉敷市連島町西之浦の厄神社に集まった古毛堂 剛監督はじめ、選手、スタッフ30人は、都市対抗、日本選手権での活躍を誓い必勝祈願をしました。JFE西日本は、去年、初勝利を挙げた都市対抗ではベスト8。日本選手権では2回戦に進み、全国の強豪と戦う手応えをつかんだ1年となり、今年は更なる飛躍を目指します。チームは今月5日から本格的に始動しており、19日からは倉敷で合宿に入ります。2月1日には、新人選手5人が合流することになっています。

昭和30年代を再現した人形展(玉野市)

玉野市小島地にアトリエを構える池田登美夫さん、法子さん夫婦が制作した心和む人形の展示会が倉敷市本町の三宅商店で開かれています。
優しい雰囲気のおじいさんとおばあさん。見る人の心に癒やしを与えてくれます。池田さん夫婦は手芸や木工などが趣味で7年前にアトリエ「創作屋じじばば」を立ち上げ、日々、人形と背景のジオラマセットを作っています。会場には昭和30年代の懐かしい暮らしぶりが再現されておりおよそ30体の人形が暖かい表情で迎えてくれます。この人形の一番の特徴は90%がリサイクル品で出来ていることです。不要になった衣類や布団の中綿を加工しているほかジオラマの小道具類もほとんどがリサイクルです。身近にあるものを利用することで作品からは温もりが感じられ味わい深い仕上がりになっています。池田さんの作品にはファンが多く、人形を作り始めて11年がたった今年、友人たちの強い勧めから初めての個展を開くことになりました。見る人がほっとする不思議な魅力のある創作屋じじばばの作品展は12日まで三宅商店で開かれています。

えとづくし展(倉敷市)

今年の干支、丑にちなんだ郷土玩具を集めた「えとづくし展」が、倉敷市中央の日本郷土玩具館プラスワンギャラリーで開かれています。
会場には全国各地から集められたはりこや土人形など、およそ150点が展示されています。今年の干支、丑の人形は昔から人を招くお守りとされていて、今でも縁起物として玄関先に飾るなど人気を集めています。こちらの今年の年賀切手のデザインになっている三次土人形は、広島県の郷土玩具で、学問の神様菅原道真を乗せた牛をモチーフにしています。菅原道真は丑年の生まれで牛をかわいがっていたことから、古くから全国各地にこういった牛乗り天神の郷土玩具があるとのことです。このほか、京都の伏見人形や静岡の浜松張子など様々な郷土玩具が並べられています。今年の干支、丑にちなんだ「えとづくし展」は、今月12日まで倉敷市中央の日本郷土玩具館プラスワンギャラリーで開かれています。

(最終更新 01/09-18:08)

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